今日はAnthraxのスコット・イアンが奥様でもあるパール・アデイと作ったバンドMotor Sisterを紹介します。
Anthraxと私
80年代から90年代まではスラッシュメタルをよく聴いていたのでAnthraxはデビュー当初からのお気に入りです。スラッシュ四天王の中ではメタリカ、スレイヤー、メガデスというビッグネームに囲まれて当時から少し影の薄かったAnthraxですが、個性は今でもピカイチだと思ってます。
ダン・リルカとのプロジェクトS.O.D.もサルのように聴きまくってました。(笑)
スコット・イアンと私
そのAnthraxの中心人物といえばスコット・イアンですね。
スコットは人物的にも尊敬してますが、この手の音楽に対する愛情も深くて知識が豊富です。
ギターリフも非常に安定していてノリが良く大好きなギタリストの一人です。
そんな彼が50歳を迎えて何か新しいことをやろうという時に奥様と一緒に組んだバンドがMotor Sisterだそうです。
この奥様というのはミートローフの娘さんでもあるんですね。ミートローフは「地獄のロック・ライダー」でも超有名ですね。これまた大好きな作品です。
しかしスコットの奥様がミートローフの娘だったというのは初めて知りました。
そしてMotor Sister
このMotor Sisterはマザー・スペリアという70年代に活躍したバンドを現代に復活させるために組まれました。
マザー・スペリアは残念ながら名前を知らないバンドですし、楽曲ももちろん聴いたことがありません。
ただ、スコットがやるんだから面白いんだろうなと思って購入しました。
オフィシャルビデオはこちらです。
気に入った曲
Motor Sisterの音楽は大味でシンプルなロックです。ちょっとパンクっぽかったりブルーズっぽかったりします。
A Hole
一番のお気に入り。とにかくリフがかっこいいです。
頭を空っぽにしてロックのリズムに体を委ねるにはぴったりの曲ですね。
Fork in The Road
アルバムの中ではもっともトリッキーな曲かも。
スピード感のあるシンプルなロックかと思いきや、中間部ではペースを落として即興のような演奏を聴かせてくれます。
Whore
こちらもとてもシンプルです。
A Holeにも似た感じの王道ロックチューン。
なにも考えずにのりたいタイプの曲です。
Devil Wind
一転してアコースティックで始まる曲です。
ベースが控えめにうねりまくるのが気持ちいいです。
途中からミドルテンポでメタル調に変わります。ここら辺の転調は好きです。
Beg Borrow Steal
こちらは大味なロックです。
スコットのギターリフが光ります。めっちゃキレがいいです。なのに曲の最大の魅力であるグルーブもだしてます。
A Hole、Whoreと似たような雰囲気ですね。
Pretty in The Morning
この曲は大味でミドルテンポのフックがあるタイプの曲です。
アルバム全体を通して
これまでの感想で雰囲気は伝わったかなと思います。(笑)
とにかくシンプルでかっこいい大味なロックです。
ルーズな雰囲気もあるんですが、スコットのリフがキレキレなのでうまくまとまってるのかなという印象です。
ちょっとパンクっぽい雰囲気の大味で王道なロックが好きという方にはおすすめします。
ハノイロックスとかThe Cultのパンクっぽい曲が好きな方なら合うと思います。
私が音楽を聴いてる環境は以下の記事を参考にしていただければと思います。
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