Track2 A Fine Frenzy / Rangers
次もスローテンポのバラードです。
女性ヴォーカルで音の密度は低いです。
やはりベースラインが特徴的な曲ですが、この曲はピアノも入ります。
K551
音の密度が低いのでベースラインが目立つようになりました。
さっきの曲よりも低いところまで出てるのがよくわかります。
高域と中域は解像度が高く、音場も広いのでこの曲の持つ独特の雰囲気がより強く出ます。
K545
K551の後に聞くと少しこもって聞こえるくらい高音の出方が変わりました。
低音が前に出てきましたが、代わりに高音があまり目立ちません。
さっきの曲よりも変化が大きいですね。
バックで鳴ってるアコギの音やシンバルの音はK551のほうが気持ち良く聞くことができます。
低音はどちらもキレのあるタイプですが、K545のほうが温かみがあります。
結果として高域と中域が目立たなくなるという印象です。
この曲に関してはK551のほうが好きですが、人によって好みが分かれると思います。
Track3 Ozzy Osbourne / No More Tears
ギターとベースラインが特徴の曲です。
スローテンポですが、音の密度は高いです。
K545
冒頭のベースがとても生々しく聞こえます。
指でどのように弾いてるがわかるくらいですね。
ベースラインがギターの邪魔をすることはありませんが、シンバルの音などはかき消されてしまいますね。
ヴォーカルが入ると音場も広くなり、聞きやすくなります。
終始、ベースラインが気持ち良く鳴りますが、他の音が消えてしまってるのも事実です。
特にベースとギターが一緒に入る部分だと聞きづらいですね。
K551
K551の場合は予想どおり、ベースよりもシンバルの音が目立ちます。
ギターが入ってくるとK545の時とは逆でベースの音が聞こえづらくなります。
同じような音質のヘッドフォンなのに音域のバランスによってこれだけ変わるんですね。
対照的でなかなか面白いです。
ギターの音はK551のほうが気持ちがいいですね。
ベースに関しては少し残念ですが、聞こえないということはありません。
あくまでもバランスの問題ですね。
この曲に関してはベースラインを気持ち良く聞きたいならK545、ギターを中心に聴きたいならK551ですね。
ただし、3:30から転調してクラシック調になるんですが、この部分はK551のほうが音場も広く気持ち良く聞かせてくれます。
解像度と音場が広いので総合力ではK551のほうが上と感じますね。
次ページに続きます。
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