イヤフォン選び2016年 その4 Klipsch X10 rev1.2、HEAVEN IV、DN-1000

姪っ子のためにイヤフォンを選ぼうシリーズその4です。
前回はATH-CKR9とChord & MajorのClassicが好印象でした。
候補が多いのでまだ絞り込みの段階ですが、良い製品も多いので結構楽しくなってきました。
最近のイヤフォンは基本性能が高くなってきてますね。

候補

前回の試聴結果を受けて現在の候補をおさらいしておきましょう。

音質、デザイン、装着感の評価は完全に私の主観ですのでご了承くださいませ。
特に音質は一般的な音質の良さを表すものではなく、私の好みに合っているかを表しています。
違う人が評価をすればまったく違う結果になる可能性があります。
それと今回は普段私が聞いている価格帯とは異なる製品を聴いていますので評価については辛口になりがちであることもご理解いただければと思います。

試聴環境

姪っ子たちと近い環境にするためにiPhone 6s Plus直で聴きました。
音源はAppleロスレスです。
本当はAACに圧縮したほうがいいのだと思いますが、このままでいきます。

試聴に使ったのは以下の3曲です。
99 Luftbaloons / Nena
Titanium / David Guetta featuring Sia
Blank Space / Taylor Swift

試聴をする直前までiPhone 6s Plus+FitEar Private 222で聴いてました。
それでは試聴結果にいきましょう。

Klipsch X10 rev1.2

非常に個性的なデザインのイヤフォンです。
前々から一度聞いてみたいと思っていましたが、今回やっとかないました。

X10 rev1.2

99 Luftbaloons / Nena

全体的によくまとまった音です。
高域はよく伸びるというわけではありませんが、キレイで解像度も高いです。
低域はあまり沈みませんが、量は十分に出ています。
ボーカルの位置は普通で音場は広めに感じます。
これといった特徴はありませんが、よくまとまっていて素直に鳴らすという印象ですね。

Blank Space / Taylor Swift

この曲では高域が少し聞きづらくなりました。
また低域と中域がやや物足りないです。
特に中域ですね。高域に比べると量が少ないと感じます。

Titanium / David Guetta featuring Sia

この曲にはよく合います。
特に曲の雰囲気をうまく表現してますね。
前の曲と同じく中域の量が少ないと感じました。そのため、音が全体的に軽く感じます。
そのかわり聴き疲れはしなさそうですね。

Klipsch X10 rev1.2 音質以外の評価

装着感はまあまあでした。私の耳だと左側ちょっとはまりにくかったです。
質感とデザインは今回の中でもトップクラスですね。
プラグは細くて使い勝手が良さそうですがデザインや質感は普通。
ケーブルが細くて少し不安です。
音量は最大で90%まで上げました。

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