MASTER & DYNAMIC MH40
公式サイトはこちらです。
ニューヨークに拠点を置く新興のメーカーです。
密閉型のヘッドフォンで音質が良さそうなので聴いてみたいと思いました。
一見するとP7かAH-MM400のOEMか?と思うようなデザインと形状です。
イヤーパッドもP7と同じような外し方が出来るんですね。
ケーブルは左右どちらに差してもOKとのことです。
まずはレ・ミゼラブルで聴いてみました。
期待していたとおり、全体的な傾向はフラットです。
解像度はP7やMM400と比較しても負けてないです。特に高音の解像度が高いですね。
中低音の量がやや多いP7と比べて高音の伸びがとても良く高いレンジまで良く出てます。
Nathan East
この曲では低音も結構出てることがわかりました。
音場も広いですし、音の反応も速いですね。
低音の解像度も高いですし、この曲に関してはP7よりも気持ち良く聴くことができました。
おそらく高音の表現力がP7よりも上だからだと思います。
続いてOzzy Osbourneを聴いてみました。
高音の量が多いせいか、スネアのアタック音が強いです。
また、シンバルの音がやや耳につきます。
中低音もよく出ているのでこの手の音楽に必要な厚みは充分いありますね。
装着感はやや側圧が不足していて頭を振るとポジションが変わってしまいました。
デザインは個性的で面白いですね。
個人的には色が気に入りました。
今のところ価格は出ていないようですが、4万円前後であれば是非候補に入れたい機種です。
MH40はこの後に2015年のヘッドフォン選びで何度か試聴をしました。参考に以下の記事もどうぞ。
Astell&Kern AK Jr
話題のこいつです。公式サイトはこちら。
DAPについてはiPhoneの利便性とiTunesとの連携による便利さに魅力を感じているので、しばらく買うつもりはないのですが、Appleがなかなかハイレゾ配信を始めてくれないので今後のことを考えて試聴してきました。
試聴についてはVANTAM Redを使わずにiPhone直で聴きました。
聴いた曲はMichael JacksonのThriller、Norah Jones、Muse、DAFT PUNKなどです。
一聴して上品な音だなという印象を受けました。
バランスはフラットで余分な味付けはないですね。
音質的な傾向は乾いていて開放的な音です。
ウエットで演出過剰という感じではないですね。
私の今の環境と比べると高音は似てるんですが、中低音は異質です。
iPhone+VANTAM Red+P7で聴くと味付けが濃いのですが、AK Jr+P7で聴いたらすっきりとした音に変わりました。
こういう書き方をするとVANTAM Redが味付けを濃くしてるように思えてしまうかもしれませんが、VANTAM RedがないiPhone+P7だともっと濃いので、AK Jrの特性なんでしょうね。
本体は小さくて薄くて軽い。とても魅力的です。
デザインもシンプルで好きです。
操作についてはやや引っかかりがあります。
それと再生してるうちにちょっと本体が熱くなりますが、Vantamほどではないですね。(笑)
かなり好印象でした。
結論をいうと普段私が使っているiPhone+VANTAM Red+P7という環境よりも好みの音質でした。
解像度、音場の広さともに問題ないですし、音量を上げても聴きづらくなるようなことはまったくないですね。
割とすっきりした音と書きましたが、だからといってつまらない音になってるかというとそうではなく、音圧やノリもよく表現されてます。
普段自分が聴いてる曲ではないですが、音質的な違いは明確でした。
価格が高いのが悩みどころですかね。
iPhoneひとつで済ませるに越したことはないのでポタアンを強化したほうがいいのかとか今後も悩みたいと思います。
その他の製品についても書きました!
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