入門用でお手軽な単焦点レンズのEF50mm F1.8 IIに続いて、SIGMAの17-70mm F2.8-4 DC MACRO HSMをレビューします。
こちらのレンズは価格の割には高性能で多機能なオールインワンのズームレンズとなります。
標準レンズからのステップアップには最適です。
レンズの詳細については公式サイトを参照願います。
概要
SIGMA 17-70mm F2.8-4 DC MACRO HSMは4万弱で購入できて一本でなんでもこなす万能レンズです。
個人的に特徴と思ってるのは、明るいF値、17-70mmと標準レンズよりも望遠できるズーム、手ぶれ付き、マクロ撮影も可という点です。
これだけ高性能且つ多機能なのに価格は抑えめなので私のような初心者からちょっとステップアップしたいというユーザーにはうってつけのレンズだと思います。
このレンズ一本でいろんなシーンをカバーできるのもいいですね。
SIGMA 17-70mm F2.8-4 DC MACRO HSMを装着したところ
比較したレンズ
比較検討したのはTamronのSP AF 17-50mm F/2.8 XR Di II LD Aspherical [IF] (Model A16) です。
似たようなレンズなので迷いました。タムロンのほうが3万前後とやや安いです。
最終的にSIGMAを選んだのは、マクロ機能が決め手となりました。
レンズ本体とフードカバー
携帯性
72mmの大口径レンズですので重量感があります。
小型軽量のEOS KissX3やX7iに装着するとバランスが多少悪くなります。
ただし、極端に撮影しづらくなるわけではなく、丁寧に取り扱えば済む範囲です。
レンズの先が広がるので注意が必要です
表現力
標準レンズと比べるとF値2.8-4と明るいので、表現力は格段に豊かになります。
マクロ撮影では小さい文字から壁紙の凹凸まで豊かにハッキリと表現してくれます。
丸ボケもしやすいですし、細やかに明るく撮れます。
ただ、室内で光が少なめな環境だと広角側で四隅が少こし暗めに感じます。
機能性
レンズを装着する時、やや着けにくいです。
AFは静かでフォーカス速度も早いです。
あまり時間がないような状況でもとても撮影しやすいです。
これまでMFを使うような場面に出会わなかったため、MFについては不明です。すいません。
撮影した写真
マクロ、発色、ボケといい感じです
前ボケで撮ってみました
こちらも前ボケ
ワイド側で撮影
ズームを最大にして撮影
総評
前述の通り、このレンズ1本で広角から望遠まで幅広く撮る事ができて満足してます。
細かいことを言えば色々と不満な点はありますが、4万前後でこの性能と機能ならばコスパはとてもいいと思います。
標準のレンズキットからもうひとつステップアップしてみたいという方にお薦めしたいレンズです。
単焦点レンズのEF50mm F1.8 IIの記事はこちら。
X7iのレビューはこちら。
EOS 7Dの記事もどうぞ。
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