気ままに試聴 カスタムIEM Noble 4C 1964 Qi CW-L05QD

1964 Ears Qi

1964 Earsはアメリカのポートランドのメーカーです。
今回聴いたQiは4Driver 3Wayのモデルです。

レ・ミゼラブル

高音が目立ちますが、中域もよく出てるので迫力があります。低音はやや少なめです。
少なめですが低音は沈み込みますし、キレも温かみもあります。
解像度もそこそこ高いのですが、音場を重視してるという印象です。

ネイザン・イースト

ネイサンのベースが沈み込みますね。温かみのある低音も表現できてます。
高音についてはNoble 4Cほど主張しませんが、充分きれいで伸びもあります。

The Millionaire Waltz

いきなりフレディーのヴォーカルが心地よくてニヤリとしました。
中域が強いのでヴォーカルも近いという印象ですね。
また、カラッとした音ではなくやや湿ってます。嫌いじゃないです。
ブライアンのギターもとてもいい感じに表現されていました。高音もいい感じですね。

Flesh and the Power It Holds

デスメタルも聴いてみました。
やや高音が強いものの迫力と音圧がよく表現されてます。
音の密度が高い曲ですが、問題なく聴くことができました。

全体的な評価ですが、どの曲でも雰囲気がよく再現されてるという印象です。
解像度はそれほど高いタイプではなく、リスニングに向いてるほうだと思います。

バランスはフラットにも聞こえるのですが、音源に合わせて全域がちゃんと主張するので高音が強くなったり、低音が目立ったりするという印象です。
中域がちゃんとでてるので曲の特徴はちゃんと表現されてるという感じですね。
どんなジャンルにも合うという印象を受けました。

今回のまとめ

1964 EarsのQiが一番印象が良かったです。
ただし、つかみ所のない面白いイヤフォンだなという印象も同時に受けました。

Noble 4Cも好みに合ってました。
もう少し中低音が湿っていて濃いほうが好きですが、解像度が高いですしバランスも良いですね。

CW-L05QDはちょっと好みとは違ってました。
前に試聴をしたL10やL15のほうが好みですね。

ここから候補を選ぶことになりますが、まずは10万以上出すのか、10万未満で抑えるのかがひとつのポイントです。
初めてのカスタムIMEなので様子を見て10万未満でいこうかなと思ってますが、カスタムIEMだけに下手に妥協をするよりも納得のいくものを買ったほうがいいのか迷ってます。

10万未満で言うとKL-カノン、UE4Pro、CW-L15あたりを候補に残したいです。
10万以上だとFitearのAyaがもっとも好みに近かったです。
時間はあるのでもう少し悩んでみようと思います。

AyaとKL-カノンの試聴結果についてはこちらを参考にしてください。

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