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ヘッドフォンレビュー Dnoteを採用したSatolex DH291-D1

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ヘッドホン
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音質

Queen

Queenの曲を聴いてみました。
全体的にとても素直な音を出すというのが第一印象です。
解像度が高くとてもクリア。余計な味付けを一切していないという感じで個人的にはとても好感が持てます。

味付けをしていないので全体的なバランスもフラットです。
高中低それぞれの音域がそのまま再生されるという印象です。
再生域は縦に広いです。高音も低音も高いところ低いところまでよく出ています。

リア・ミシェル

ピアノとヴォーカルがとてもきれいに再生されます。
この曲の最大の魅力であるリアの声がとても生々しく表現されてますね。

Ozzy Osbourne

音の密度が高い曲も問題ないですね。
私が現在メインで使っているB&WのP7と比べると中域の量が少ないため、音圧や迫力では負けますが、DH291のほうが本来の音なんだろうなという印象です。
また、余分な味付けをしていないため、高音と低音を細かく聞き分けることが出来ます。

Death

さらに音の密度を上げていきましょう。
先ほどのOzzyと同じく迫力不足は否めません。
ただし、細かい音を聞き分けるには最適かなと思います。

心配していたとおり、これくらい密度が上がると高音が少しつぶれたように聞こえます。
特にシンバルの音がB&W P7なんかに比べるとひとつひとつの粒が粗くなってるなという印象です。
ただし、低域と高域を同時に鳴らしても全体的に破綻することはないですね。
この価格(約26,000円)ならコスパは良いほうだと思います。

音場は普通です。広くもなく狭くもないです。
全体的な音の傾向と質は私が以前メインで使用していたSonyのMDR-Z1000によく似てます。

Michael Monroe

シンバルの音を確認したかったのですが、問題ないですね。
高音の量が多く、解像度が高いヘッドフォンだと刺さりまくるんですが、そういった心配はありません。
全体的にもノリが良く表現されていて気持ちがいいですね。

レ・ミゼラブル

冒頭のパーカッションがよく聞こえます。
高域の解像度は本当にいいですね。
かといって刺さるわけでもなく、主張しすぎるわけでもありません。

オーケストラの迫力はいまひとつ。
もう少し音圧があると個人的にはもっとも好きなバランスになります。
ただし、音が団子になることはなくひとつひとつの音がよく分離されてます。

試聴環境による音質の違い

基本的な傾向は変わりませんが、Audirvanaでは解像度が上がる代わりに中低域の量が少し減ります。iTunes、iPhone直のほうが中低域の量が多く、迫力や音圧が出やすいです。
解像度も極端に下がるわけではないので個人的にはAudirvanaを使わずにiTunesやiPhone直で聴くことをお薦めします。

iPhone直で聴いた時のデメリットがひとつだけあります。
音量が小さいことです。
音量については個人差があるので是非試聴をして欲しいと思いますが、私の場合は、音量を最大にしても視聴可能でした。

K551との聞き比べ

高域の美しさと量についてはK551に軍配が上がります。
また開放的でカラッとした音像はK551のほうが得意ですね。
K551を聞いた後にDH291を聴くと少しこもった印象を受けます。
中低音の量はDH291のほうが多いです。
音圧や迫力という点ではDH291のほうが良いですね。

解像度については甲乙つけがたいです。
音場はさすがにK551のほうが広いですね。

まとめ

価格の割に音質はいいです。
モニター的な使い方にはピッタリだと思います。

IMG_1205

使う場面が限定されるのが難です。
密閉型とはいえ結構音が漏れるので満員電車での使用は厳しいかなと思います。
自宅や会社で集中して音楽を聴く分には問題ないでしょう。

それと、軽量で持ち運びもしやすいのでちょっとした旅行の時には便利だと思います。
前述した通り、装着感もゆるめなので長時間の装着も問題ないです。

装着感と音漏れが改善されればもっと活躍する場が増えると思います。

 

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