今週末はいよいよポタフェス2015年ですね。
こないだ秋のポタ研があったばかりなので見るものはないかなと思いきや、結構ありますね。
いろんな魅力的な製品がでてくるのでついていくのが大変ですが、自分が興味を持って楽しんでいられるかぎりはついていこうと思います。
さて、ポタフェスは良いのですが個人的にはポタフェスを主催するeイヤホンさんのポタフェス開催記念セールが気になって仕方がありません。
セールの内容は以下のサイトを参考にしてください。
私が現在、非常に気になっているVISION EARSのVE5が165,000円(通常は186,900円+インプレッション代)まで下がっています!
しかもインプレッション費用も無料となっています。
さらにVE6のX1とX2も175,000円(通常は199,900円+インプレッション代)まで下がってます。
私の記憶が正しければeイヤホンさんは例年、5月と12月のポタフェスの時期にセールをやるので、これを逃すと5月まで待たないといけないことになります。
まあ、厳密にいうと3月頃にはカスタムIEM用の予算を確保できそうなので、それまで待てば良いのですが、インプレッション代込みで3万近い割引は大変魅力的ですね。
そんなわけでこうして書いていてる間も葛藤は続いてます。(笑)
これまでの選びシリーズを読んでいただくとわかるように、私は納得がいくまで試聴をして決めるタイプなので衝動的に買うのはあまり得意ではありません。
試聴をするのが好きで、選ぶ過程も楽しんでしまうのも原因ですけどね。(笑)
とりあえず、eイヤホンさんのセールは12月20日までなのでそれまでにできることをしようと決意しました。
気になっているカスタムIEMを聞けるだけ聞いて、納得がいくようなら買ってしまおうと思います。納得がいかない場合は、予定通りもう少しのんびりといろんなカスタムIEMを試聴して決めたいと思います。
長くなりました。
既にいろんなカスタムIEMを試聴しました。今のところもっとも好みに合っているのはVISION EARSのVE5です。VE4とVE3もかなり気に入っています。
他でいいなと思っているのはFitEarのMH335DW、JH AudioのAngie。
前回の気ままな試聴は以下の記事を参考にしてください。
試聴環境
今回も試聴環境はiPhone 6s Plus+VANTAM Redです。
音源は主にCDから取り込んだAppleロスレス(ALAC)。
たまにHF PlayerでFLACの96kHz/24bitの音源も聴きます。
試聴に使う曲や聴きどころについてはこちらを参考にしてくださいませ。
今回は直前までDT 1770 PROを聴いてました。
試聴をしたのはすべて試聴機です。完成品ではありません。
Miracle
MiracleはUnique Melody社のカスタムIEMでLow x 2、Mid x 2、High x 2の6BAドライバ構成です。
早速聴いてみましょう。
At The End Of The Day / Les Miserables
まず、高域がとても美しいと思いました。きれいです。
シンバルはクリスタルを割った時のようにキラキラとした音がします。(クリスタルを割ったことはありません)
高域は解像度も高いです。
全体的なバランスは中高音寄りです。
低域の量は少ないのですが、オーケストラの迫力は伝わってきます。
音の粒は全体的に細かくて滑らかです。
ヴォーカルが近く、奥行きはあまり広くないという印象。
She-Wolf / Megadeth
高音が目立ちます。
低域の量は少なめですが、下まで出ていますし、沈み込むような音も聴かせてくれます。
質は包み込むような温もりのある低音ではなくてキレがあるタイプですね。
全体的にモニター系の音です。適度に音に丸みもありますが、モニターとして使うのがいいかなと思います。
スピード感がよく表現されており、音の立ち上がりが速いですね。
この手のメタルによく合います。
Rangers / A Fine Frenzy
この曲でも高域が目立ちます。ヴォーカルはたまに刺さりますね。
中域がやや少ないという印象です。
この曲の魅力であるベースの包み込みは明らかに不足しています。
No More Tears / Ozzy Osbourne
解像度は全体的に高いです。
この曲も高音の量が多く中低音は大人しめ。シンバルの音がたまに刺さります。
音の密度が上がっても問題なく鳴らしてくれますので基本性能は高いですね。
次ページに続きます。
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