前回のアリソン・クラウスからすっかり間が空いてしまいました。「私と音楽 女性ボーカル編」第3弾です。
前回はアメリカのブルーグラス(カントリーミュージックのひとつ)の歌姫アリソン・クラウスを紹介しました。
今回は同じアメリカ出身のシンガーソングライターで若者に人気のあるクリスティーナ・ペリーを紹介します。
これまで紹介してきた二人よりも日本での知名度も高いんじゃないかと思います。
Christina Perri クリスティーナ・ペリー
クリスティーナが世に出たのはアメリカのリアリティー番組「アメリカン・ダンスアイドル」(So You Think You Can Dance)がきっかけでした。
ウェイトレスをしながら音楽活動をしていた彼女の大ヒット曲 “Jar Of Hearts” が「アメリカン・ダンスアイドル」で使われ、一躍有名になりメジャー契約を締結するに至りました。
“Jar Of Hearts” は私も非常に好きな曲で、アメリカのドラマ「Glee」でも使われましたし、「The Voice」というリアリティー番組でも歌われました。
私が “Jar Of Hearts” を知ったのも「The Voice」でした。
実は、先に「Glee」で聴いていたのですが、この時はあまり印象に残らずそのまま流していたのですが、「The Voice」でのパフォーマンスが良く、オリジナルをたどっていたらクリスティーナ・ペリーを知ることになりました・
クリスティーナは2011年に『Love Strong』というアルバムでデビューを果たします。
シングル “Jar Of Hearts” とアルバム『Love Strong』は順調にヒットをし、そのおかげでアメリカで大ヒットをした映画の「トワイライト・サーガ」シリーズの主題歌ともなった “A Thousand Years” を提供することになりました。
2013年には2作目となる『Head or Heart』を発表。
残念ながらデビューアルバムほどのヒットにはならなかったものの順調にキャリアを重ねています。
好きな曲
まだ二枚しかアルバムを出していませんので好きな曲だけを紹介します。
- Arms
- Distance
- Jar of Hearts
- Interlude
- Butterfly
- Human
“Arms”、”Distance”、”Jar of Hearts”、”Interlude”はデビューアルバムに収録されています。
“Butterfly”と”Human”は2作目に収録されています。
この中でも特に好きなのは”Arms”、”Distance”、”Jar of Hearts”です。
“Jar of Hearts”はピアノが主体のバラードで非常に情緒のある曲です。
クリスティーナのボーカルの魅力を存分に味わうことのできる曲です。
“Arms”はもう少しアップテンポでアコースティックギターが主体となっています。ドラムの使い方も印象的ですね。
この曲も “Jar of Hearts” と甲乙をつけがたいくらい好きです。
“Distance”はJazon Mrazをフィーチャーした曲です。
二人の甘い声が絡み合うさまも素敵です。前の2曲と同様にメロディーも非常に美しいですね。
“Butterfly”は少し雰囲気を変えて幻想的な曲に仕上がってます。
クリスティーナのもの悲しく力強いボーカルも堪能できますが、さびの部分以外はあまり抑揚がなく淡々とした曲です。
デビューアルバムで好きだったインスト曲の”Interlude”を歌入りの曲にするとこうなるのかなと思わせる曲ですね。
“Human”は2作目から最初にシングルカットされた曲です。
この曲も静かに始まりますが、途中から良い感じに盛り上がります。
非常にわかりやすい良曲の”Jar of Hearts”や”Distance”に比べると、少しわかりづらいのですが聞けば聞くほど染みいるというタイプの曲になっています。
まとめ
まだキャリアが浅いので短めの記事になりましたが、将来性のあるアーティストとして期待しています。
クリスティーナの魅力はなんといってもハスキーもの悲しい声ですね。
繊細なんですが力強さも兼ね備えていて私にとっては理想的なボーカリストです。
作曲、作詞家としての才能も高く、楽曲提供もしています。
2作目の売上がいまひとつだったのですが、まだまだこんなものでは終わらんだろうと思っています。
最後に「The Voice」でKatrina Parkerが歌った “Jar of Hearts” を紹介します。
アデルがこの曲を歌うとこうなるのかなという感じになっています。(笑)
今回は以上です。
女性ボーカルシリーズの以下の記事もあわせて参考にしてくださいませ。
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