その他の使い勝手
タッチパネルの精度についてはいまひとつです。
Android OS2.2か2.3の端末を触っているような気分になります。(笑)
ただ、思っていたよりもスムーズですし、裏でいろんなアプリを立ち上げるわけでもないのでカクつくことも少ないです。
最新のiPhoneに慣れている私にとってはいまいちと感じますが、スマートフォンではなくDAPなのでこの程度で十分です。
iPhoneよりも便利と感じているのはハードキーです。
Cayin i5 DAPには電源ボタンの他に「再生/一時停止」「曲送り」「曲戻し」の3つのハードキーがあります。
ポッケの中にi5 DAPを入れていても操作をすることができますので、再生をするプレイリストを選ぶときはタッチパネルを使いますが、その他はほとんどハードキーを使っています。
ハードキーを使うのは久しぶりですが、意外と便利で驚いてます。(笑)
音量を調節するつまみも快適です。
これまで一度も間違って音量を上げ下げしてしまったことはありません。
また、音量が滑らかに上下するので自分の好みの音量を合わせやすいですね。
これまではiPhoneを始めとするスマートフォンを中心に使ってきたので、これも新たな驚きでした。
私が所有しているUSB DACのnano iDSDも同じく音量調節がしやすいですね。
サードパーティー製のアプリをいくつかインストールしていますので動作がやや不安定になるときがあります。
こういう時はサードパーティーアプリメニューでタスクキルをしてから再起動するようにしています。
この辺はAndroid DAPの宿命かなと思いますので、安定動作を望む場合はアプリをインストールすることのできないDAPや専用OSを搭載したDAPを選んだほうが無難かなと思います。
私はどうしてもアプリをインストールしたかったので、多少の不安定さは我慢です。(笑)
バッテリー
ファームウェアのバージョンが1.8の時は電池の持ちが悪いと感じましたが、2.0にしてからは安定しました。
私の使い方だと往復の通勤で約3時間、会社で数時間視聴します。
電源は切らずにスリープ状態にし、電源ボタンを押せばすぐに使える状態にしています。
会社でどれだけ聴くかにもよりますが、視聴時間が短い日だと帰宅をした時点でバッテリーが60%残っていることもあります。
視聴時間が長いと20%程度の日もあります。
インストールしているアプリや視聴時間にもよりますが、充電をしなくても1日は持つという感じです。
最悪の場合、モバイルバッテリーで充電ができることも確認しました。
この辺の使い勝手はスマートフォンと変わらないですね。
使用しているアプリ
iTunesと同期をするための「iSyncr」、iSyncrとセットで使う「Rocket Player」、last.fmにscrobbleするための「Simple Last.fm Scrobbler」と「Spotify」です。
「Rocket Player」を使うことによってレートの編集ができます。
また、再生回数とレートの逆同期も可能になります。(失敗も多いですが・・・)
「Simple Last.fm Scrobbler」は結構優秀で、インターネット接続がないときは再生した曲をキャッシュに残しておいて、インターネットに接続された瞬間にlast.fmに再生履歴を同期してくれます。
「Spotify」は言わずとしれた音楽ストリーミングアプリです。
使用頻度は低いのですが、いい音でSpotifyを聴きたいときに使っています。
ストリーミング音質とは言え、iPhoneで聴くよりも音質は良いです。
Spotifyで再生中に他のアプリを動作させたり、Macと同期をすると再生が途切れることがありますが、i5 DAPで操作をしなければ再生に問題はないです。
ただし、今のところ自宅のWi-Fiに接続をして使用していますので、通信環境が不安定な出先でどうなるかは試していません。
i5 DAP用に購入した周辺機器
Cayin i5 DAP用に購入した周辺機器は3つです。
- micro SDカード
- USB Type-Cケーブル
- 純正ケース
microSDカードはSanDiskのUltra 200GB MicroSDXC Micro SDカード 90MB/s Premium Edition Class10 UHS-1を購入しました。
容量は128GBでも十分だったのですが、今後のことも考えて大容量(200GB)にしました。
ちなみにCayin i5 DAPの上限も200GBです。
最近は偽物も多いようなのでAmazonのレビューで評価の高い「@Memory」さんから購入しました。
USB Type-CケーブルはVolutzというメーカーのケーブルを購入しました。
2本セットで1,149円と安かったのと丈夫そうだったからです。
今のところ充電もデータ転送も問題ありません。
ケースは純正ケースを買いました。
まだサードパーティー製のケースは見ませんし、購入して早々に傷をつけるのもいやなので本体と同時に購入しています。
純正ケースは少し大きいせいか本体がズレてケースから抜けることが多いです。
また、タッチパネルの端っこのほうがタップしづらいです。
せっかくのナイスデザインも台無しになってしまうので裸で使いたいところですが、そこまでの勇気は私にありません。(笑)
透明のシリコン製ケースが欲しいところですね。
USB DACとして
ファームウェアを2.0に更新するとCayin i5 DAPをUSB DACとして使用することができます。
正直に言うと、i5 DAPのUSB DAC機能にはそれほど期待していなかったのですが、かなり良かったです。
残念ながらiPhoneに接続して使うことはできないのですが、Macでは問題なく使用できました。
自宅でMacから音楽を聴くときに重宝しそうです。
i5 DAPをUSB DACとして使う方法については以下の記事を参考にしてください。
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