amahikasです。
2019年も終わろうとしていますね。今年はラグビーワルドカップが日本で開催され、個人的に非常に楽しい一年となりました。音楽のほうも相変わらずよく聴きましたが、今年は新しいアーティストが少し減りました。どんなアーティストをよく聴いたのか書いていきます。
集計データはいつもの通り、last.fmを元にしています。期間は2018年12月26日から2019年12月25日です。
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2019年によく聴いたアーティスト
まずはよく聴いたアーティストの順位です。特に印象的だったアーティストについてはコメントをしました。
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順位 | アーティスト名 | 再生回数 |
1 | GoGo Penguin | 2897 曲 |
2 | Disperse | 2266 曲 |
3 | Soulfly | 2229 曲 |
4 | Animals as Leaders | 2183 曲 |
5 | Bill Laurance | 2091 曲 |
6 | Their Dogs Were Astronauts | 2057 曲 |
7 | Queen | 2048 曲 |
8 | Night Verses | 1803 曲 |
9 | Fourplay | 1741 曲 |
10 | Nautilus | 1476 曲 |
11 | Portico Quartet | 1375 曲 |
12 | Cavalera Conspiracy | 1346 曲 |
13 | Electric Wizard | 1312 曲 |
14 | Esbjörn Svensson Trio | 1276 曲 |
15 | Felix Martin | 1254 曲 |
16 | Glee Cast | 1240 曲 |
17 | Candlemass | 1159 曲 |
18 | Astronoids | 1117 曲 |
19 | Mario Gusso | 1108 曲 |
20 | Mumford & Sons | 1008 曲 |
21 | Carcass | 928 曲 |
22 | Mammal Hands | 903 曲 |
23 | Vital Tech Tones | 830 曲 |
24 | Eyehategod | 814 曲 |
25 | Cynic | 789 曲 |
26 | Dream Theater | 767 曲 |
27 | Sepultura | 729 曲 |
28 | CHON | 635 曲 |
29 | arch ECHO | 555 曲 |
30 | Astronoid | 512 曲 |
常連アーティスト
昨年のトップ3だったGoGo Penguin、Animal as Leaders、Their Dogs were Astronautsは今年もよく聴きました。GoGo Penguinは「v2.0 (Deluxe Edition)」「Ocean In A Drop (Music For Film)」、Animal as Leadersは「Weightless」、「Animals As Leaders」、Their Dogs were Astronautsは「Earthkeeper」をそれぞれ購入しました。GoGo Penguinの「Ocean In A Drop (Music For Film)」は2019年発表の新作です。GoGo Penguinはこれで未購入の作品がないことになりました。
どのアルバムも相変わらず好みでこの3バンドは裏切らないなぁと思います。今後もしっかりと追いかけていきます。
再生回数が大幅に増えたSoulfly、Cavalera ConspiracyはいずれもSepulturaに所属していたマックス・カヴァレラのバンドで本家Sepulturaを含めよく聴きました。SepulturaとSoulflyはリアルタイムで聴いていたのですが、昨年Sepulturaを聴いて再び聴きたくなりました。特にブラジルの民族音楽をフィーチャーしたSoulflyが気に入っています。Sepulturaの作品でも「Roots」がお気に入りのひとつでした。Cavalera Conspiracyは民族音楽の要素がなくモダンなメタルに仕上がっています。こちらも気に入って聴いていますが、Soulflyの特異性が特にお気に入りです。Soulflyのアルバムですが、2018年の年末に購入した「Primitive」と今年購入した「Prophecy」はお薦めの二枚です。
私のフェイバリットバンドであるQueenは映画「ボヘミアン・ラプソディー」のヒットのおかげで昨年からよく聴いています。さすがに今年の後半はペースが落ちましたが、2020年にはQueen + Adam Lambertで再来日をするのでまた聴き始めるでしょう。
Fourplayもすっかり常連になりました。今年は「Snowbound」と「Energy」を購入しました。「Snowbound」はクリスマスソングを中心としたアルバムです。個人的にクリスマスソングは苦手なんですが、この作品は比較的好きです。Fourplayの原曲のイメージを崩さずに魅力的に聴かせる能力がフルに発揮されているように思います。「Energy」は12月11日に購入したばかりなんですが、いまひとつです。もう少し聴き込みますが、ここまでしっくりとこないFourplayのアルバムは初めてです。
2016年からコツコツと集めてきたFourplayもこれですべてのスタジオアルバムを揃えました。次はライブ映像でも買おうかなと思っています。
2019年は個人的にDoom Metalを掘り下げた影響で、昨年に続いてCandlemassもよく聴きました。今年購入したのは2005年の再結成で発表した「Candlemass」のみですが、楽曲の質が安定しているので安心して購入できます。長時間聴くと精神的に落ち込むこともあるので再生回数はあまり伸びないのが難ですかね(笑)
イングランドのフォークロックバンドMumford & Sonsは2018年の暮れに2018年発表の「Delta」を購入しました。新作を購入すると必ず1000回以上再生しているバンドですね。「Delta」も良い作品でした。
ベネズエラ出身の多弦ギタリストFelix Martinは「Caracas」を2019年に発表しました。これまではプログレッシブメタルとジャズの融合という作品が多かったのですが、「Caracas」では趣向を変えてラテンミュージックの曲を大々的にフィーチャーしました。過去作に比べると聞きやすくなっていますし、ギターのメロディーが美しいです。来日をして欲しいミュージシャンのひとりですね。
今年出会ったアーティスト
次に今年出会ったアーティストについて書いていきます。
Disperse
ポーランド出身のプログレッシブロックバンドです。プログレッシブメタルにも分類されるようですが、メタルの要素は薄くて聴きやすくなってます。ここ数年で好んで聴いているプログレメタルにDjentと浮遊感の要素があるバンドと少し違ってDisperseはボーカルが入ってるのとソフトで聴きやすいのが特徴です。ボーカルと言ってもあくまでも楽器のひとつでアクセントとして使われています。グイグイと前に出てくるボーカルではありません。
私が購入したのは2017年発表の「Foreword」と2013年発表の「Living Mirrors」です。デビュー前のデモを含め、まだ4作品しか発表していませんが、今後も大いに期待したいです。
Night Verses
米国西海岸出身のプログレッシブメタルバンドです。2012年にデビューをし、EPを含め4作品を発表しています。私が購入したのは「From The Gallery Of Sleep」のみです。
Night Versesは基本的にボーカルは無くてインストの曲ばかりです。Animal as LeadersやTheir Dogs were Astronautsとよく似ています。
ギター、ベース、ドラムというトリオ編成ですが、しっかりと厚みがあります。ジャズの要素は薄くてプログレの要素が強いのも特徴だと思います。
Nautilus
日本出身のジャズバンドです。ドラム、ベース、キーボードのトリオ編成でインスト曲が中心です。ファンク、ダンス等の要素も取り入れていて、軽快且つお洒落。曲が良いのはもちろんですが、各メンバーの演奏技術も高くて久しぶりに日本のバンドにはまりました。これまで聴いてきたアーティストだとGoGo Penguinに近いんですが、ファンキーな部分もあってクセになります。チャンスがあったらライブに行ってみたいです。
今年購入したのは「Nautiloid Quest」と「Nautiloid Matter」の二枚です。
Electric Wizard
1993年に結成されたイングランドのドゥームメタルバンドです。6月に「Come My Fanatics…」を購入してからかなり気に入って聴いています。テンポは遅くてひたすら重たいので長時間聴くのは厳しいものがあるのですが、ギターリフがかっこいいのとグルーヴ感がたまらんです。今年購入したアルバムは1995年のデビューアルバム「Electric Wizard」、1997年発表の「Come My Fanatics…」、2000年発表の「Dopethrone」の三枚です。今のところ「Come My Fanatics…」と「Dopethrone」がお気に入りです。デビュー作の「Electric Wizard」はまだ成長過程という感じのアルバムです。
ドゥームメタルはCandlemassを中心に聴いてきましたが、今はElectric Wizardを聴くことが多いです。
Astronoid
2012年に結成された北米マサチューセッツのプログレッシブメタルバンドです。浮遊感のあるクリーンなボーカルを多用しているバンドでギターリフが激しいわりに聴きやすい音になっています。プログレの要素は薄いですね。
今年購入したアルバムは2016年発表の「Air」と2019年の「Astronoid」です。二枚ともいい曲揃いです。
Mario Gusso
Mario GussoはTwitterの友人に教えてもらいました。アルゼンチンジャズ、現代フォルクローレのパーカッショニストです。フォルクローレは初めて聴くジャンルなんですが、ラテンアメリカ諸国の民族音楽や大衆音楽を指すそうです。Mario Gussoは様々なフォルクローレ作品に参加しているミュージシャンですが、初めてのソロ作が「Como Dibujo Del Agua」で私はこの作品を聴きました。Mario Gussoの多彩なパーカッションがメインの聴きどころですが、女性ボーカルをフィーチャーした曲もあったり、ピアノ、ギター、ベースとアコースティックな楽器もいい演奏をしています。
夏に外でゆったりと酒を飲みながら聴くのが好きでした。何故か飲むのはホッピーなんですけどね(笑)
日本ではまだマイナーな部類のジャンルなので音源を入手するのも容易ではないのですが、Mario Gussoの参加作品は今後も聴いてみたいです。
よく聴いたアーティストの詳細は以下のURLを参考にしてください。
次ページは曲とアルバム別のランキングです。
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