2016年1発目の散財は変換プラグです。
購入した商品はALOのFemale 2.5mm to 3.5mm Adapter Plugです。
製品情報は公式サイトを参考にしてください。
この製品はその名の通り単純に2.5mmの4極のケーブルを3.5mmに変換してくれるプラグです。
以前、FitEar Private 222用にSAECのSHC-B200FFというケーブルを購入しました。
このケーブルは音がいいので気に入っているのですが2.5mmの4極のプラグを採用しているため、より一般的な3.5mmのイヤフォンジャックには使用することができません。
変換プラグを購入した理由
今回変換プラグを購入しようと思ったのは、SAEC SHC-B200FFをもっと手軽に使いたくなったというのが理由です。
222が採用しているFitEarのコネクタは比較的簡単にケーブルの付け替えができるんですが、やはりケーブルを付け替えるのが面倒くさい時があります。
また、iPhone直で222を聴くことも多いですし、SAEC SHC-B200FFの高音質がバランス接続によるものなのか、純粋にケーブルの品質がいいのか確かめたくなりました。
既存と今後購入するケーブル資産を有効に活用できますしね。
SAECのSHC-B200FFについては以下の記事を参考にしてください。
他に検討をした製品
調べてみたら他にも同様の製品があるんですね。
まずは高品質なオーディオケーブルメーカーとして有名なWagnus社のMOON PHASEです。
製品の情報については公式サイトを参考にしてください。
オーディオ用のケーブルやアクセサリメーカーのLabkableの変換プラグは5,000円弱ともう少し安価です。
それとTwitterのフォロワーさんからelegadgets社の変換プラグを教えてもらいました。
価格的にはこの製品のほうが良かったかもしれません。(笑)
Wagnus社の変換ケーブルのほうが安かったのでちょっと迷いました。
そもそもWagnus社のこの製品を知ってから変換プラグを買おうと思ったんですよね。
ALOの変換プラグを選んだのはケーブルによる音質の変化を心配したからです。
単純にプラグだけのほうが音質に与える影響を最小化できるかなと思いました。
それと、最近いろんな製品に触れてプラグの美しさに感動することが多いんですよね。
さすがにヘッドフォンやカスタムIEMを好みのプラグで選ぶわけにはいかないので変換プラグくらいは見た目にこだわろうかなと思った次第です。
開封と接続
1万円もするだけあってちゃんとした箱に入ってきました。
ソフトケースも付属します。
SAEC SHC-B200FFに接続をするとこのようになります。かなり大きいです。
2.5mmの4極プラグはただでさえ折れやすいので細心の注意を払って使わないといけませんね。
また、写真の通りプラグがとても大きいので(笑)、iPhoneで使う場合はケースと干渉をすることがあります。ケースと干渉をするとプラグを奥まで差し込むことができないので、薄目のケースを使用する必要があります。
私がiPhone 6s Plusに使用しているケースはギリギリ大丈夫でした。
ファーストインプレッション
短い時間ですが、iPhone6 Plus+変換プラグ+SAEC SHC-B200FF+Private 222で聴いてみました。
iPhone6 Plus+標準ケーブル+Private 222よりも音は好みになりました。
iPhone6 Plus+VANTAM Red+SAEC SHC-B200FF+Private 222と比べると解像度が落ちてると感じます。これはVANTAM Redによる音質の変化もあるので一概に変換プラグが悪いとは言えません。
プラグによって音質が上がることはないと思いますが、今のところは悪い影響を与えているという印象はないです。
音質の変化については後日改めて聞き比べてみたいと思います。
ただし、変換プラグの評価をちゃんとする環境はありません。
変則的な聞き比べとなりますが、個人的にも興味がある以下の4パターンで聞き比べをする予定です。
- iPhone6 Plus+標準ケーブル+Private 222
- iPhone6 Plus+変換プラグ+SAEC SHC-B200FF+Private 222
- iPhone6 Plus+VANTAM Red+SAEC SHC-B200FF+Private 222(バランス接続)
- iPhone6 Plus+VANTAM Red+変換プラグ+SAEC SHC-B200FF+Private 222(非バランス接続)
これで変換プラグだけではなく、前々から興味のあったバランス接続の効果も少しは検証が出来るかなと思います。
今回の記事は以上です。
コメント
[…] す。 Litz Wireは市販されているものを購入すると約2万円、Reference 8は4万円です。 Reference 8は2.5mmのバランス端子なので個人的に所有しているALOの変換プラグ(2.5→3.5mm)を使用しています。 […]