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2016年DAPもしくはポタアン選び その3 CHORD MojoとHERUS+

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CHORD Mojo

お次はMojoです。
Mojoは秋のヘッドフォン祭2015年で聴きました。以下の記事を参考にしてください。

秋のヘッドフォン祭2015 レポート CHORD Mojo、FitEar Air、Echoboxなど
秋のヘッドフォン祭2015行ってきました。今回もすごい人出でしたね。前回からさらに増床をしたということでとても快適に見て聴いて回ることができました。関係者のみなさまありがとうございます。早速、私が聴いてきた製品についてレポートをしたいと思い...

P7で聴いた時の印象よりもFitEarのPrivate 222で聴いた時のほうが印象が良かったです。
今回はiPhone 6s Plus+Mojo+P7という環境でじっくりと聴いてみました。

At The End Of The Day / Les Miserables

中域が少し前にでてきて主張するため、HERUS+よりはっきりくっきりしていますね。
前回試聴時と同じく非常にクリアで鮮明な音ですが、HERUS+のほうがクリアに感じます。
HERUS+と比べると低域が大人しめです。
オーケストラは少し迫力不足と感じますね。

Bisso Baba / Bob James

この曲でも中域の量が多いと感じます。
特にHigh-Midが目立ちますね。
ピアノは非常にきれいですが、ヴォーカルが少しうるさく感じます。
中域はもう少し落ち着いていたほうが好きですね。

低音についてはこの曲でもHERUS+と比べて沈み込みと伸び、広がりが足りないと感じました。

She-Wolf / Megadeth

この曲ではギターリフがVANTAM RedやHERUS+よりも気持ち良く聴くことができます。
ひとつひとつの音がはっきりくっきりしていてリフの刻み方がよく伝わってきます。
シンバルとスネアも非常にいいですね。

低音はこの曲でも沈み込みが足りないと感じました。
VANTAM Redと比べても出てないという印象です。

Rangers / A Fine Frenzy

けだるい感じの曲調ヴォーカルがよく合います。
低音はHERUS+より大人しめですが、この曲では不足しているとは感じませんでした。

CHORD Mojoのまとめ

VANTAM Redと比べると全体的にクリアになります。
音の粒は細かいのに聴きやすいという点でもVANTAM Redよりも一枚上と感じます。
HERUS+とは良い勝負という印象。

HERUS+との違いは中域の量が多く低域の沈み込みが足りないという点です。
特に低い低音が聞けるはずのMegadethとBob Jamesでは低い低音が鳴らせていませんでした。

音場の広さと立体的な表現についてはHERUS+のほうが好みでした。
おそらくHERUS+は素直に音をP7に流していますが、MojoはMojoの味つけをしてしまうために、P7の良さを消してしまってるのかなと思います。

それでも非常に高いレベルの音を聴くことができるのですが、私の好みだとMojoよりもHERUS+のほうが相性が良いと感じます。

ちなみにMojoもHERUS+と同様に曲送りの際に全曲で頭が少し切れます。

 

まとめ

今回はHERUS+の印象が非常に良かったです。
Mojoもいい音を聞かせてくれましたが、低域の沈み込みとP7との相性が気になりました。
P7は今後はあまり使用することができないので、それほど気にしなくてもいいのですが、P7は現時点でもっとも私が気に入っている音質なので参考にはなります。

音質以外ではHERUS+の小ささは魅力です。バスパワーで動作するのも便利そうです。
Mojoは今回試聴してる間に音の大きいノイズを二度発しました。
Mojoの再起動(電源のon/off)とiPhoneのMusicアプリの再起動で直りましたが、まだ少し難があるのかなという印象です。

音量のとりやすさはMojoのほうが優秀です。ここはかなりの差がありますね。
現在、ヘッドフォンはDT 1770 PROがメインになっているのでHERUS+では力が不足します。
悩ましいところです。

前回聴いたDP-X1とX7との比較ですが、HERUS+とMojoのほうが音は好みです。
DP-X1を買ったとしてもMojoやHERUS+が欲しくなるのは明確なので、iPhoneを引き続きDAPとして使うことになりそうです。

iPhoneについてはイヤフォンジャックがなくなるとかノイズキャンセル機能がつくとかいろんな噂が出てくるようになりました。
イヤフォンジャックをなくすことについては反対です。
LightningコネクタにUSB DACを接続することが多いので、なくなってもそれほど困りはしませんが、音楽を聴きながら充電ができなくなるのは使い勝手が悪くなりますね。
Lightningコネクタ対応の変換アダプタなども発売されると思いますが、Lightningコネクタを二つ搭載するとは思えないので今年もAppleの動向から目が離せなくなりそうです。
私は単純に192k/24bitくらいまでの音源をiOSの標準音楽アプリで聴くことができればいいのですがね。

とりあえず性急にDP-X1やX7を買うことはなさそうですが、秋に変な仕様で新しいiPhoneが出てきたらまた考えたいと思います。

ということで、DP-X1とX7は候補から外したいと思います。
次回はDT 1770 PROかPrivate 222でHERUS+とMojoを聞き比べたいと思います。

今回は以上です。

 

コメント

  1. 鎌と槌 より:

    ぜひ、cayin N6 を試してみてください。

    • @amahikas より:

      鎌と槌さん、コメントありがとうございます。

      N6は音が気に入ったとしてもiTunesとの同期ができないため、今回は候補から外しました。
      時間があったら聴いてみますね。
      前にN5を聴いた感想では少し好みに合わないかなという印象でしたが、ん6はレビューを読んでると音の傾向が違ってるようですね。

      • 鎌と槌 より:

        ご返信ありがとうございます。
        そうですね、音の傾向はN5と結構違いますし、多分10万円以下の機種ならお好みにかなり合うように感じました。
        もっとも、ネットワーク機能はゼロで音質一点集中なので確かにライブラリ管理は手間かもしれませんね。
        いつか、ご感想をお聞かせいただけたら嬉しいです。

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