音楽レビュー アデル Adele / 25

今日はアデルが昨年11月に発売した新アルバム「25」について書きたいと思います。

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画像は公式から

このアルバムジャケットがちょっと怖いと思ったのは私だけでしょうか・・・。

今さらアデルのすごさや魅力を私が書く必要もないと思いますので、早速恒例のアデルとの出会いから書きたいと思います。

アデルに関する詳細は公式サイトを参考にしてくださいませ。

アデルと私

アデルとの出会いはアメリカのドラマGleeです。
Gleeで聴くまでに何度か試聴はしたのですが、今ひとつピンと来なかったため、あまり真剣に聴くこともなく「イギリスの人気女性シンガーソングライター」くらいの認識しかありませんでした。

アデルをちゃんと聴いてみようと思ったのはGleeシーズン3のエピソード6で、このパフォーマンスを見てからです。

アデルの二枚目のアルバム「21」に収録されている”Rumor Has It”と”Someone Like You”をマッシュアップで演じています。
歌のパフォーマンスも良いのですが、ダンスもかっこいいです。

このパフォーマンスを見てからアデルの「21」と「19」をさかのぼって聴きました。
なお、Gleeではシーズン2でも”Chasing Pavements”という曲を扱っているのですが、この時は「いい曲だなぁ」くらいで終わってました。

19

アルバム「19」は2008年に発売されたアデルのデビューアルバムです。
の中で好きなのは”Best For Last”、”Chasing Pavements”、”First Love”、”Make You Feel My Love”です。
音楽的にはスローテンポのバラッドが多く、歌詞は女性の恋愛をテーマにしている曲が多いです。

“Best For Last”は曲のほとんどをヴォーカルとベースで構成しています。
ベース好きの私にはたまらない1曲。
曲としては”Chasing Pavements”と”Make You Feel My Love”が好きです。

21

「21」は2011年に発売されたセカンドアルバムです。
現時点ではこのアルバムが一番気に入っています。
好きな曲は”Rolling in the Deep”、”Rumor Has It”、”Turning Tables”、”Don’t You Remember”、”Someone Like You”です。

このアルバムはデビュー作に比べてミドルテンポの曲が多く、バラエティーに富んでいます。
特に”Rolling in the Deep”と”Rumor Has It”は個性があって好きです。
スローテンポのバラードですが、”Don’t You Remember”、”Turning Tables”も気に入っています。
この表現力はなかなか聴くことができないですね。何回聴いてもうるっときます。

このアルバムで好きな5曲は完成度がものすごく高いので、どの曲もアデルの代表曲に相応しいですし、この時代を象徴する名曲として語られてもいいのではないかと思います。

25

いよいよ「25」の紹介です。
先行シングルとなった”Hello”は世界中で大ヒットしましたが、私はピンときませんでした。(笑)
この曲を聴いてから新アルバムを気に入るかどうかちょっと不安になったんですが、アルバム全体を聴いたらそんな不安は吹き飛びました。

気に入っているのは”Send My Love(to Your New Lover)”、”When We Were Young”、”Remedy”、”Water Under the Bridge”、”Million Years Ago”、”All I Ask”、”Sweetest Devotion”、”Can’t Let Go”、”Lay Me Down”、”Why Do You Love Me”です。
まあ、ほとんどの曲が気に入っています。(笑)

もっとも好きなのはセカンドシングルにもなっている”When We Were Young”、”Why Do You Love Me”、”Can’t Let Go”です。
うまく表現ができませんが、気に入ってる曲を紹介したいと思います。

“When We Were Young”はスローテンポのバラードです。
ピアノとベース、ヴォーカル中心に構成されていて私にとってはツボに入りやすい曲です。
アデルの繊細且つ力強いヴォーカルが堪能できる曲で、このアルバムでは今のところ一番のお気に入りです。

“Why Do You Love Me”はミドルテンポの曲です。
シンプルな曲ですが、その分アデルのヴォーカルが堪能できます。ベースラインも好きですね。

“Can’t Let Go”はスローテンポの切ないバラードです。
ほぼピアノとヴォーカルだけで聴かせます。泣けます。

“Water Under the Bridge”と”Sweetest Devotion”はミドルテンポの曲で、フルバンドで演奏されています。

“All I Ask”と”Remedy”はスローテンポのバラードでピアノが印象的。メロディーがとにかくきれいです。
“Send My Love(to Your New Lover)”はフルバンドの曲です。
個人的にはもう少しひねりが欲しかったかなと思いますが、好きな曲です。

アルバム「25」についてひとつだけ難を言うなら音質です。
それほど悪い音質ではないのですが、今ではトップアーティストですし過去の偉人のセールス記録を塗り替える存在なので、最高クラスの音質で録音をして欲しいと思います。

まとめ

私にとってアデルの魅力は楽曲の良さと歌唱力です。
楽曲はこれだけ売れているだけあってシングルカットとされた曲以外にもいい曲がたくさんあります。
曲調はスローとミドルテンポのバラードが多めです。激しい曲はないです。(笑)
ただ、アデルのヴォーカルは情熱的になることがありますので、そういう意味では激しい曲もあります。

ベースとピアノ、アコースティックギターの使い方が印象的でうまいと思います。
単調でひねりのない曲も多いですが、基本的にメロディーがきれいで、アデルのでヴォーカルがさらに曲全体を魅力的なものにしています。
アデルのヴォーカルを魅力的に聴かせるためにシンプルな曲調にしてるとも言えますが、シンプルな曲調であってもアデルが歌えば魅力的になるということでもあるんだと思ってます。
なお、前述の通り、私はシンプルな曲も好きですが、少し工夫をした曲も好きです。
例えば”Rumor Has It”では手拍子と女声コーラスをうまく使ってるなぁと思います。

アデルのヴォーカルについては一級品というほかないです。彼女は作詞と作曲能力についても非常に高いレベルにあると思いますが、アデルの楽曲をさらに魅力的にしているのは彼女の声と歌唱力でしょう。

アデルの声は基本的に少しかすれ気味でよく伸びる声です。
力強い表現も繊細な表現もできますし、声を発するだけで哀愁が乗ってきます。
表現力が豊かなので感情を込めるとこの哀愁が倍増されて、私なんかはすぐに涙腺が刺激されます。(笑)

デビュー作とセカンドアルバムに比べると、今作はもう少しシンプルな歌い方をしてるように思います。
小技を多用すると喉に負担がかかるためと思われますが、長く良い音楽を聴かせて欲しいと思っているのでこの方針は大歓迎です。
同じ英国のサム・スミスもそうですが、若いうちに喉のトラブルでライブをキャンセルするという若いシンガーが増えてますので、喉のケアはしっかりとしてほしいなと思います。

今回は以上です。
アデルには是非とも来日をして欲しいですね。
他の国に比べて日本でのセールスが今ひとつなのはなんとなく理解していますが、日本は来日公演をすれば盛り上がる国ですし、定期的にライブをすれば献身的に応援をする国民が待っています。