スポンサーリンク

2016年 第58回グラミー賞鑑賞記

スポンサーリンク
音楽
スポンサーリンク

Let it Go / Tori Kelly and James Bay

Hollow / Tori Kelly and James Bay

新人賞にノミネートされた2人の共演です。
2人とも聴いたことがないのですが、このパフォーマンスも良かったですねぇ。
James Bayは今後アルバムを聴いてみたいと思います。

Hamilton

次はミュージカル作品「ハミルトン」の出演者によるパフォーマンスです。
ニューヨークから中継で放映されました。
これも非常にいいパフォーマンスでした。

ミュージカルも好きなので今後、こういったパフォーマンスが増えると嬉しいです。
やはりグラミー賞の舞台にミュージカルのセットを持ち込むのは難しいでしょうから、こういう方法がいいんじゃないかと思います。

The Blacker The Berry / Kendrick Lamar

Alright / Kendrick Lamar

2015年にもっとも活躍してであろうケンドリック・ラマーのパフォーマンスです。
個人的にラップはほとんど聴かないので、詳しく評ることはできませんが、この日の彼のパフォーマンスが素晴らしかったということはよくわかります。
あのテンションであれだけ長く正確にラップし続けるのもすごいですし、飽きることがありませんでした。
これは音楽もいいからなんだろうなと思います。

ステージ上であれだけの火を燃やし続けるのも大変だったでしょうね。
久しぶりにここまで気迫とメッセージがこもったラップのパフォーマンスを見ました。

She’s Out ofMy Life / Miguel

「M」という文字が入ったイヤーモニターが印象的でした。
どうしてもアーティストが使っているイヤーモニターにも目がいってしまいますね。

ミゲルのパフォーマンスはマイケルジャクソンの追悼という意味合いもあったんですかね。
いまひとつ意図がわかりませんでしたが、パフォーマンスは落ち着いていて良かったです。

All I Ask / Adele

今回一番楽しみにしていたアデルの登場です。

adele_wireimage-510498162_kevinwinter

画像は公式サイトから

全体的に音量が小さかったのとピアノの音が聞こえづらかったと条件はいまひとつでした。
さらにピアノ用のマイクがピアノの弦に落ちるというハプニングがあったようですね。

そのせいか、この日のアデルは高音の音程が不安定でした。
ここは残念でしたが、全体的には心のこもったいいパフォーマンスでした。
来年は主要部門を総なめすることでしょう。

アデルについては以下の記事もあわせて参考にしてください。

音楽レビュー アデル Adele / 25
今日はアデルが昨年11月に発売した新アルバム「25」について書きたいと思います。このアルバムジャケットがちょっと怖いと思ったのは私だけでしょうか・・・。今さらアデルのすごさや魅力を私が書く必要もないと思いますので、早速恒例のアデルとの出会い...

Love Yourself / Justin Bieber

Where Are U Now / Justin Bieber and Jack U

ジャスティン・ビーバーから2曲です。
ジャスティンも個人的に思い入れのあるアーティストではありませんが、2曲目は良かったです。
ただ、この曲も演奏と歌の音量のバランスが悪く、非常にやりづらかっただろうなと思います。ちょっとかわいそうなくらいでした。

David Bowie Medley / Lady GAGA and Nile Rodgers

素晴らしいパフォーマンスでした。
個人的に気に入ったのは”Under Pressure”のフレーズから”Let’s Dance”につなげたアレンジです。
これはナイルのアイディアでしょうかね。素晴らしい・・・。
そしてクイーンファンとしてありがとうと言いたいです。

私が個人的に大好きということもありますが(笑)、最後に”Heroes”を持って来たのもいい演出だったと思います。
“Let’s Dance”の盛り上がりから静かに”Heroes”に移行する演出もかっこよかった。

The Thrill is Gone / Chris Stapleton, Bonnie Raitt and Gary Clark Jr

B.B.キングの追悼です。
このパフォーマンスはこの日の中でもっとも好きです。

曲も良かったですし、クリス・ステープルトンとゲイリー・クラーク・ジュニアのパフォーマンスも非常に良かった。
圧巻だったのはボニー・レイットが登場した瞬間ですかね。
それまでもクリスとゲイリーがいい雰囲気を作っていたのですが、ボニーが出てきて空気が一変しました。
音的にもボニーがいいアクセントをつけて曲の雰囲気が変わりましたね。

ゲイリー・クラーク・ジュニアは前にもグラミー賞の舞台で好きになってアルバムを購入したんですが、いいアーティストですね。

Don’t Wanna Fight / Alabama Shakes

最優秀アルバム賞にノミネートされたアラバマシェイクスです。
これまでほとんど聴いたことがないのですが、私が好きそうな音楽なので期待していました。
パフォーマンスは良かったんですが、曲はいまひとつ好みにはまりませんでした。
もう少し聴いてみたいバンドですね。

As Bad As I Am / Hollywood Vampires

Ace of Spades / Hollywood Vampires

アリス・クーパー、ジョー・ペリー、ジョニー・デップというなんとも豪華かつ不思議なメンツによるハリウッドヴァンパイアーズというバンドの登場です。
こんなバンド組んでたんですね。(笑)
ちなみにドラムとベースはダフ・マッケイガンとマット・ソーラムが演奏していました。

“As Bad As I Am”はハリウッドヴァンパイアーズのオリジナル曲です。
アリス・クーパーらしいストレートなハードロックナンバーです。

2曲目の”Ace of Spades”は昨年亡くなったモーターヘッドのレミーを追悼するための曲です。
グラミー賞とHR/HM界というのは必ずしもいい関係ではありませんでしたが、こうしてレミーを追悼する機会を与えてくれたのは嬉しいですね。

レミーについては以下の記事を過去に書きました。

レミー安らかに モーターヘッドのレミー・キルミスター追悼
本日、モータヘッドのレミーが亡くなりました。謹んで哀悼の意を表するとともにレミーの偉大な功績を称えるためにレミーについてちょっと書きたいと思います。モーターヘッドとの出会いモーターヘッドを初めて聴いたのは1985年に発売されたMotorhe...

El Taxi / Pit Bull and Robin Chic, Joe Perry

最後のパフォーマンスとなりました。
最後に相応しくいい感じに会場を盛り上げてくれました。
この日は比較的大人しめの曲が多かったという印象ですが、こういうお祭り的な曲もよく合いますね。
個人的にはこういう曲にもちゃんと合わせられるジョー・ペリーのギターが印象的でした。
過去にRUN DMCと共作したこともありますので当たり前といえば当たり前ですが、こういう大舞台できっちりと印象に残る演奏をやってのけるのはこれまでのアーティスト人生がよく表れるなと思いました。

次ページに続きます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました