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気ままに試聴 DACとポータブルアンプ TEAC HA-P5、nano iDSD

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HERUS+
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nano iDSD 試聴結果

No More Tears / Ozzy Osbourne

一聴してnano iDSDもクリアだなと感じました。
高域が特にきれいでシンバル音も映えます。
低域はHA-P5よりもやや解像度が高く、細かい音が聞こえるように感じます。

Bisso Baba / Bob James

低域の沈み込みが深いです。HERUS+ほどではありませんが、HA-P5よりは深いです。
高域もきれいで量が控えめということは感じません。
全体的な音質は素直ですね。

At The End Of The Day / Les Miserables

高域も低域もいい感じに聴かせてくれます。高域だけでなく中域も低域もクリアで解像度が高いですね。
繊細で細かい表現も得意ですが、オーケストラの迫力もしっかりと表現できてます。
この曲でもHA-P5に比べると低域の沈み込みが深いと感じました。
高域も量も多くてきれいですね。

Rock the Blues Away / AC/DC

この曲では中域の厚みを感じました。特にギターの音が分厚くて気持ちがいいですね。
低域も厚みがあるのでこの手の音楽にもよく合います。
密度が上がっても問題ないです。

なお、この曲でもHA-P5と比べて低域の沈み込みに差があるなと感じました。
超高域もしっかりと出ていますので、縦のレンジはHA-P5よりも広いですね。

Flesh and The Power It Holds / Death

さらに音の密度を上げてみました。
情報量が増えても問題なく再生をしてくれます。
HA-P5と比べると音の厚みが違うなと感じます。全体的に迫力をしっかりと表現してますね。

Rangers / A Fine Frenzy

この曲の特徴であるけだるい雰囲気をだしつつもキレがありますね。
HERUS+やHA-P5で聴くよりも低音にキレがあります。

それと高域がはっきりと出ていて気持ちがいいですね。
そうかといってHERUS+のように誇張しているとは感じません、極めて自然な音と感じます。

nano iDSD 試聴結果のまとめ

根強い人気を誇る製品だけあって基本性能がとても高いと感じました。
また、今回VANTAM Redの代わりとなる製品としてはまったく問題がないです。

今回聞き比べをしたHA-P5とは縦のレンジの広さで差を感じました。
低音は深く沈み込みますし、高域もキラキラとしていて超高域までよく鳴らしてくれます。
聞き比べてわかることですが、HA-P5はやや縦のレンジに窮屈さを感じます。
音場と奥行きについてはどちらも遜色ありませんでした。
私が使用しているHERUS+VANTAM Redに比べても劣ってるとは感じませんでした。
どちらも優秀です。

nano iDSDの特徴を端的に表現すると高い解像度とクリアな音質。
低音も深く沈み込んで、中域も分厚いです。高域も超高域までしっかりと鳴らしてくれます。
音の密度が上がっても問題ありませんし、逆に情報量が少なくなってもまったりとした表現がちゃんと出来ます。
まさに万能な製品だと感じました。
もっとも魅力を感じるのはこれだけしっかりと鳴らす割に自然な音だということです。
今回私が探している音にどんぴしゃで合いますね。

音質以外の点ですが、音量は60%くらいで聴きました。
音量のつまみは少し緩いので携帯をするときには注意が必要かなと思います。
それと何度か書いたように充電をする方法がUSBしかないのでiPhoneやMacとデジタル接続をする場合は、充電ができません。
いま使っているVANTAM Redは音楽データ転送の他に、もうひとつ充電用のUSBポートがあるのでここはデメリットです。

総合的に見て音質はいいのですが、今時の製品に比べると使い勝手はいまひとつかなと感じます。

まとめ

音質的にはnano iDSDが好みでした。使い勝手はHA-P5のほうがいいです。
nano iDSDは昔から気になっている製品ですが、iPhoneと接続するときにLightning USBカメラアダプタ(Camera Connection Kitか)が必要なので敬遠してきました。
HERUS+を購入したのを機にLightning USBカメラアダプタを使用するようになったので、抵抗はなくなりました。
Lightningケーブルで接続出来る製品と比べると使いづらいいことに変わりはないですけどね。
今にして思うと、VANTAM Redを購入したときにnano iDSDを聴いていれば良かったなと後悔しています。それくらいnano iDSDは私の好みに合ってますね。

まだAudioQuest社のDRAGONFLY REDを聴いていませんが、VANTAM Redの代わりはnano iDSDにしようという方向に傾いています。
小型で味つけをするタイプのHERUS+とすっきり系のnano iDSDの組み合わせは私の使い方に合いそうです。

DRAGONFLY REDはHERUS+よりもさらに小型なので、音質が良ければ夏場に携帯するのに検討したいです。

今回は以上です。

以下の記事も参考になれば幸いです。

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