今日はすっかり気に入っているジャズを紹介します。
紹介するアルバムはFourplayの4という作品です。
Fourplay
Fourplayについて私のような初心者が紹介するのはおこがましいのですが、基本的なところだけ書いておきます。
結成は1990年です。
ピアニストのBob Jamesを中心に結成され、ベースには私が敬愛するNathan Eastも参加しております。
今回紹介するアルバムはFourplayにとって4枚目のアルバムで1998年に発表されています。
1997年にベストアルバムを発表していますので厳密にいうと5枚目となります。
メンバーは前述のBob James、Nathan Eastの他にギターにLarry Carlton、ドラムにHarvey William Masonという豪華な布陣となっています。
ちなみにFourplay結成当初はリー・リトナーがギターとして参加していました。
このアルバムからラリー・カールトンが参加しています。
Fourplayは基本的にピアノのBob Jamesを中心として、ジャズ界だけでなく幅広いジャンルで活躍をした実力のあるミュージシャンが集まってます。
私がFourplayを聴いてみようと思ったきっかけはベースのネイザン・イーストです。
ネイザン・イーストを聴いてからジャズという音楽をより身近に感じたので、続いてネイザン・イーストとボブ・ジェームズが共作した『The New Cool』を聴きました。
ネイザン・イーストのソロアルバムについては以下の記事を参考にしてくださいませ。
『The New Cool』も気に入ったので次はボブ・ジェームズの『Joy Ride』を購入しました。
このアルバムも非常に良かったです。
ボブ・ジェームズの『Joy Ride』は以下の記事を参考にしてください。
ボブ・ジェームズが気に入ったんだから、Fourplayも聴いてみないとねということで購入したのが今回紹介する『4』と『yes, please!』です。
この2枚はTwitterのフォロワーさんからお薦めをしてもらいました。
ポータブルオーディオのブログ用アカウントとして始めたTwitterですが、いい音楽も薦めてもらえるとは思ってませんでした。
ありがたいですね。
気に入っている曲
『4』のアルバムジャケットです。
Fourplayはどの作品もアルバムジャケットがお洒落です。
音楽とよく合ってます。
気に入ってる曲は以下の通りです。
- Still The One
- Little Foxes
- Charmed, I’m Sure
- Someone to Love
- Rio Rush
- Slow Slide
- Vest Pocket
- Swamp Jazz
全部じゃねーかというツッコミが聞こえてきますが(笑)、ほとんどの曲を気に入るくらいいいアルバムなんですよ!
さて、この中でも特に気に入っているのが”Still The One”と”Someone to Love”です。
“Still The One”は締まりのあるベースラインが気に入っています。ピアノとパーカッションがいい感じに絡んでくるスローテンポの曲で、典型的なスムーズジャズだと思います。(にわかなのでやや自信なし)
ネイザンのベースが深いので雄大さを感じるくらいですね。
この安定感のあるベースの上で各楽器がお洒落な演奏を聴かせてくれます。
ここ二年くらいですっかりとこの手のサウンドが好きになってきています。
“Someone to Love”もスローテンポです。
こちらはどちらかというとピアノが中心になっています。
途中からボーカルも入ってきます。あくまでも味つけ程度のボーカルで主になることはありません。
終始、ピアノを中心にまったりとした演奏が続くんですが、聴いていて飽きないんですよね。
その他で気に入っている曲もおおむね同じような傾向です。
ミドルテンポからスローテンポの曲が中心でとても聴きやすくなっています。
同じようなテンポの曲が多いんですが、曲調やメロディーが多様性に富んでいるので飽きることはないです。
それと曲の中で各楽器がうまくパート分けされているのもいいですね。
例えば、ベースとピアノが中心となっているかと思ったら、ベースとギターに変わっているなんていうこともあります。
この辺がジャズの面白さですね。
前述の通り、4人とも演奏がうまいのですが、出音きれいです。
こういう音源はいい環境で聴きたくなります。
今回は以上です。
Fourplayはまだまだ作品があるので少しずつ聴いていこうと思います。
以下の記事もあわせて参考にしてくださいませ。
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