久しぶりの音楽レビューです。
今年はいい音楽との出会いがちょっと少ないですね。
そこそこのアルバムには出会ってますし、自分自身のジャンルの幅も広がってるなぁと実感してるんですが、すごくのめり込むアルバムが少ないです。
そんな中でこの記事で紹介する女性シンガーのエラ・ヘンダーソン(Ella Henderson)は久しぶりに大当たりでした。
日本ではまだまだといった感じのようですが、イギリスのThe X Factorに出場し、人気を博しました。
The X Factorに出場していたのは2012年で、このアルバムが発売されたのが2014年なので2年かかってようやくアルバムを仕上げました。
結構時間がかかってますね。
Ella Hendersonの魅力
声、歌い方、表現力とすべてが高いレベルにあって、私の好みに合ってます。
この手の女性ボーカルに関してはKelly Sweetが本当に好きで私にとって理想的なんですが、Kelly Sweetは残念ながら2作目が今ひとつ。
現在は音楽活動もあまりしていないという悲しい状況です。
Ella Hendersonをどこで最初に知ったのかは忘れたのですが、Amazonの欲しいものリストに結構長い間入っていました。
せっかくの無料期間だったのでApple Musicで聞いてみたところ、どの曲も好みだったのですぐにCDを買いました。
Apple Musicの使い方については以下の記事を参考にしてください。
Ella Hendersonの魅力はなんと言っても声、歌い方、表現力です。
この人のヴォーカルに関する才能はすべてが好きです。
ジャンルとしてはポップが基調になってると思いますが、ジャズやカントリーなどいろんな要素が含まれます。なので、飽きることがありません。
曲調はスローからミドルテンポが多いです。
いわゆる「癒やし系」として聞くのもありだと思います。
好きな曲
好きな曲に行く前に収録曲を紹介します。
1. “Ghost”
2. “Empire”
3. “Glow”
4. “Yours”
5. “Mirror Man”
6. “Hard Work”
7. “Pieces”
8. “The First Time”
9. “All Again”
10. “Give Your Heart Away”
11. “Rockets”
12. “Lay Down”
13. “Missed”
14. “Billie Holiday”
15. “Beautifully Unfinished”
16. “1996”
17. “Five Tatoos”
18. “Giants”
13曲目以降はボーナストラックです。
結構曲が多いです。
この中で私が気に入ったのは以下の曲です。
2. “Empire”
4. “Yours”
5. “Mirror Man”
6. “Hard Work”
9. “All Again”
12. “Lay Down”
13. “Missed”
非常に気に入ったアルバムなので曲数も多いです。(笑)
この中でも特に気に入ってる曲について少し感想を書いておきます
4. “Yours”
一番気に入ってる曲です。
切ないバラードでタイトルの通り「私はあなたのもの」と切々と歌い上げます。
音の密度が低いため、Ellaのヴォーカルがとてもよく映えます。
細かな歌い回しや表現もよく聞き取ることができるのもポイントが高いですね。
この曲はB&WのP7で聞くとても気持ちがいいのです。
6. “Hard Work”
この曲もスローテンポのバラードですが、女性の強さを感じさせる曲なのでEllaの哀しいだけでなく力強いヴォーカルも堪能することが出来ます。
曲調は少しカントリーっぽいですね。
13. “Missed”
またまたスローテンポのバラードです。
Ellaの魅力がもっともよく活きるのがスローテンポのバラードだと思います。
曲調はピアノに合わせたロックとかカントリーに近いです。
この曲でもEllaの細かい歌い回しや表現力を堪能することが出来ます。
声が生々しく録音されていて好きです。
ちなみにこのアルバムでは一曲目の”Ghost”が一般的にはとても人気があるようです。
ミドルテンポでロック調の曲なのですが私は今ひとつでした。
悪い曲ではないのですが、好きな曲で紹介したようにスローテンポのバラードがあまりにも魅力的だったのでこの手の曲はあまり耳に入りませんでした。(笑)
まとめ
彼女の魅力が少しでも伝わるといいなと思います。
歌がうまいだけでなく表現力が豊かで魅力的な声の持ち主だと思います。
願わくば来日ですね。Billboardくらいの会場で見ることができたら最高でしょうね。
それと2作目が彼女にとって重要になってくると思うのでいい作品を作って長く活躍して欲しいなと思います。
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