バッテリー
前回のファーストインプレッションでHERUS+を使うと1.4倍ほど多くiPhoneのバッテリーを消費することがわかりました。
今度はHERUS+の新機能である低電力モードにして、一週間ほど計測してみました。(計測方法についてはファーストインプレッションの記事を参考にしてください)
結論からいうと、通常モードでは平均して19%ほどiPhoneのバッテリーを消費していましたが、低電力モードにすると平均で15%くらいに改善されました。
最近、私はずっと低電力モードで使用しています。
機能
HERUS+の機能としてはデジタルフィルターと低電力モードがあるくらいです。
デジタルフィルターは相変わらず使っていないので、書くことは特にありません。
発熱
ファーストインプレッションの時と同じで発熱はほとんどありません。
非常に快適です。
音量
音量についてもファーストインプレッションの時と印象は変わりません。
DT 1770 PROだと75%から90%の音量で聴いています。
VISION EARS VE5だと40%から60%で聴いています。
ノイズ
購入して一ヶ月が経過しましたが、相変わらずプチノイズは発生していません。
ノイズについてはVANTAM Redの時より快適です。
今のところ、iPhoneとDACをLightningケーブルで接続するよりもLightning – USBカメラアダプタ(カメラコネクションキット)を中継したほうが安定すると感じます。
WireworldのUSBケーブルくらい安定しているLightningケーブルであれば問題ないのかもしれませんが、高音質を謳うLightningケーブルはあまり選択肢がなく高価なんですよね。
断線も怖いので手を出しづらいというのが本音です。
まとめ
残念ながらすべての点で期待通りというわけにはいきませんでした。
特にもっとも重要な音質面で味つけが濃いのが想定外でした。
もう少し自然でクセのない音を期待していたのが正直なところですが、嫌いな音質ということではないのでこのまま使い続けようと思います。
もうひとつ期待外れだったのは携帯性です。
HERUS+はVANTAM Redに比べて小型、軽量であるのは喜ばしいのですが、携帯をするには前述の通り工夫が必要です。
iPod Touchでも買ってカバンの中に入れておくのが一番いいという気もしますが、iPhoneとiPod Touchの2台持ちは何かに負けた気分になりますし(笑)、お金もかかるのでなるべくしたくないですね。
最近のiPhoneの高価格化に辟易しているので、Androidスマートホン+iPod Touchという環境に戻すのもありかもしれませんね。
今月Googleから新しいNexusシリーズが発表されるそうですし、秋に発表されるであろうiPhone 7の仕様によって柔軟に対応できるようにしておきたいと思います。
今回は以上です。
HERUS+については悪い点も正直に書きましたが、良い点もたくさんありますのでしばらくは使い続けます。
ただし、自然で素直な音を出すDAC兼ポタアンも欲しいので、nano iDSDは買うと思います。
また、HERUS+と同じようなコンセプトのDRAGONFLY REDも今月出てきそうなので、こちらも試聴をしたいですね。
ヘッドホン、カスタムIEM、イヤホンは好みに合う製品を見つけることが出来て落ち着いてますので、しばらくはDAC兼ポタアンとDAPに専念します。
無駄な買い物もするかもしれませんが、カスタムIEMほど高価格ではないですし、売却もしやすいので安心ですね。(笑)
今回のレビューには書いていないこともありますので、ファーストインプレッションの記事も参考にしてみてください。
その他、DAC兼ポタアンとDAPに関する以下の記事も参考にしてくださいませ。
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