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B&W P7 Wirelessと第1世代P7を聞き比べてみた

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P7
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まとめ

第1世代P7とP7 Wirelessの特性がよくわかりました。
ちなみにP7 WirelessはP9 Signatureと同じドライバを使っているようです。
私がP9 Signatureを試聴したときの印象と今回P7 Wirelessを聴いた印象は合っているので、第1世代P7と比較をするとP9 SignatureとP7 Wirelessは少し違うと思っていいようです。

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上がP7 Wireless下が第1世代P7

まず、P7 Wirelessは、全体的に音が良くまとまっていて洗練された音という印象を受けるものの、自然さという点については第1世代P7のほうが上と感じました。
特に高域については少しまとまりすぎで量も少ないですし、これまで私が感じていたP7の魅力とは違う方向の音になってると感じました。

P7と言えば全体的に濃厚かつ彫りの深い音で、音場が左右にも前後にも広いといというのが代名詞だと思います。しかし、この濃厚な中低音とは違って乾いていて且つ開放的な高音も魅力の一つだと思っています。
中低音だけであれば他にも良い製品がたくさんありますし、P7じゃなくても良いんじゃんと思ってしまうんですが、性質の異なる高音と組み合わさるからこそP7はP7であり、多くの人を魅了したんじゃないかと思っています。

要約するとこんな感じです。
P7 Wirelessは「より中低音寄り」、「まとまりのある現代的な音」、「低音の解像力に優れている」、「ボーカルが前に出て来る」・
第1世代P7は「中低音寄り」、「高域の量が多く開放的」、「より自然な音」。

P7 Wirelessは基本的な部分で第一世代P7譲りの音になっていると思いますが、高域については違いがあると感じました。
で、曲を全体的に俯瞰して聴いたときにこの高域の違いが意外と大きな違いに聞こえます。
濃厚な中低音の上で軽やかに鳴る高音は第1世代P7ほどではないというのが私の結論です。
ただし、P7らしさはちゃんと受け継いでますし、高域の量が少ないと言ってもわずかな違いなので「ワイヤレスで視聴が可能」「低域の表現力が向上している」ということを考えればP7 Wirelessは十分に良い製品です。

私の結論

P7 Wirelessを購入したときから第1世代P7かP7 Wireless、どちらかは手放さないといけないと思っていますが、今回は結論を出すことができませんでした。
音質的には第1世代P7のほうが好みなんですが、第1世代P7のイヤーパッドとヘッドバンドは私の体がアレルギー反応を起こしてしまいます。
P7 Wirelessのイヤーパッドとヘッドバンドはアレルギー反応がまったくないとまでは言いませんが、第1世代P7ほどではありません。

そこで第1世代P7にP7 Wirelessのイヤーパッドを着けてみました。
短時間の視聴なので結論は出せませんが、音質的には良い感じです。
第1世代P7の良さを残しつつ、若干低域の締まりが良くなっているという感じです。
P7 Wirelessほど低音が強く、高域の量が少ないとは感じないですね。
アレルギーのことを考慮しても私にとっては、これが一番の解決策かもしれません。

ということで、明日から第1世代P7にP7 Wirelessのイヤーパッドを着けてみようと思います。
アレルギーも問題が無ければ、結論を出しやすくなりますね。

なお、P7 Wireless単体の評価は別途書きます。
個人的にもBluetoothの音質がどうなのかということは気になりますしね。

今回は以上です。

以下の記事もあわせて参考にしてください。

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