Paramore
パラモアはアメリカテネシー州の紅一点のバンドです。
ボーカルのヘイリー以外はメンバーが安定せず、現在はヘイリーとギター、パーカッションを担当しているテイラーの二人だけが残っています。
ジャンル的にはエモ、ポップパンクに分類されています。ヘイリーのボーカルはアヴリル・ラヴィーンとよく比較されますが、確かに似ていますね。
2005年にメジャーデビューをして2作目の『Riot!』でグラミー賞の最優秀新人賞にノミネートされます。
アメリカの大ヒット映画『トワイライト』に曲を提供してさらに人気を拡大し、3作目の『Brand New Eyes』に続いて4作目の『Paramore』を2013年に発表しますが、メンバーの脱退が相次ぎ活動が難しくなります。
2014年以降もツアーは続けていて2016年にはレコーディングに入ったことが報じられました。
Paramoreはアメリカのドラマ『Glee』で知ったんですが、今まで聴いたことがないタイプだったので早く再起して欲しいなと思っています。
Sarah McLachlan
カナダのシンガーソングライターです。
日本でも”Vox”という曲がCMに使われていたり、映画『アイ・アム・サム』ではビートルズの”Blackbird”が挿入歌として使われています。バンクーバーオリンピックの開会式で歌ったり、グラミー賞も何度か受賞していますのでご存じの方も多いでしょう。
幼少時からクラシックや声楽を学んでいただけあってサラの歌や曲には正統派かつ実力派という雰囲気が漂います。ジャンル的にはフォーク、ロック、ポップというごく一般的な音楽をメインとしています。
私が聴いている女性ボーカルの中ではKelly Sweetに最も近いのがこのサラ・マクラランで、正確に言うとケリーよりも前にサラを聴いていました。
最近はあまり耳にすることがありませんが、サラはケリーと同じくらい好みのタイプです。
サラの作品はデビューアルバムの『Touch』、2作目の『Solace』、3作目の『Fumbling Towards Ecstasy』、4作目の『Surfacing』、5作目の『Afterglow』、6作目の『Laws of Illusion』を聴いています。聴いていないのは7作目(最新作)の『Shine On』だけですね。
また、『Closer: The Best of Sarah Mclachlan』という2008年に発表したベストアルバムも聴いています。
好きな曲は”Vox”、”Sweet Surrender”、”U Want Me 2″、”Angel”です。
お薦めのアルバムですが、最初に聴くには『Closer: The Best of Sarah Mclachlan』がいいんじゃないかと思います。
ミュージカルの女優たち
最後にミュージカル界で出会った女優たちを紹介します。
アメリカのドラマ『Glee』で知ったリア・ミシェル(Lea Michele)とイディナ・メンゼル(Idina Menzel)、シエラ・ボーゲス、サマンサ・バークスあたりを好んで聴いています。
リア・ミシェルは『Glee』の主役です。
彼女の歌声と表現力には本当に惚れ込んでいます。
ただ、『Glee』が終わってからの活躍がいまひとつで今後が少し心配ですね。
デビューアルバムの『Louder』は個人的に気に入っているもののセールス的にはいまひとつでした。
イディナ・メンゼルは『アナと雪の女王』の大ヒットで日本でもよく知られる存在となりました。
2017年の4月に武道館で再来日公演をしますね。
2015年の武道館には行ったのですが、今回はちょっと迷っています。何せ箱が大きいですからね。もう少し小さいところで見たいなと思っています。
とはいえ、2015年の公演も素晴らしかったのでまだ見てない方にはお薦めします。
イディナは「アナ雪のレリゴー」以前に『Rent』と『Wicked』と言った有名ミュージカルの初演キャストを務めています。
ブロードウェイではかなりの実力者ですね。
シエラ・ボーゲスはミュージカル『リトルマーメイド』の初演キャストです。
『オペラ座の怪人』の続編『ラヴ・ネヴァー・ダイズ』でもクリスティーヌ役を務めました。また『オペラ座の怪人』の25周年記念公演でクリスティーヌ役を務めています。
残念ながら個人名義のCDなどは出していないのですが、「ミュージカル・ミーツ・シンフォニー 2017」への参加が決まっています。
ちなみにリア・ミシェル、イディナ・メンゼル、シエラ・ボーゲスの三人は熱心なバーブラ・ストライサンドのファンとしても有名です。
彼女たちは同じ黒髪系でユダヤ系ということで共通点があるんでしょうね。歌い方もとてもよく似ています。
最後のサマンサ・バークスは映画『レ・ミゼラブル』のエポニーヌ役で有名になりました。
2016年は個人名義でアルバムも出して、順風満帆な活躍をしています。今後に期待しています。
まとめ
以上で女性ボーカリスト編は終わりです。
想定よりも長くなってしまいましたが、改めて聞き直してみると好きな女性ボーカリストも増えたなぁと感じます。
私が女性ボーカルを聴くきっかけとなったのは本記事でも紹介をしたMary Chapin CarpenterとNa Leoです。
この二組と出会ってから、カントリーミュージックを聴いてみたり、すでに有名な女性アーティスト、ミュージカルの女優たち、新人などいろんなアーティストを聴いてきました。
Mary Chapin CarpenterとNa Leo以前の話しをすると本記事でも紹介をしたアラニス・モリセットを1990年代に聴きました。さらにその前の1980年代というとJoan Jett、Blondie、Fleetwood Mac、Stevie Nicks、Berlin、Eurythmics、Bonnie Tyler、The Pretendersといったアーティストがいます。
これらのアーティストについても書こうかなと思っていたんですが、2000年以降でもかなりの数のアーティストがいたのと、今回は2000年以降に出会ったアーティストを紹介したかったので割愛しました。
またどこかで書く機会があればいいなと思います。
以下の記事もあわせて参考にしてください。
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