デザイン
私はそれほどデザインを重視しないタイプですが、VANTAM Redのデザインはとても気に入っています。
サイズと重量、質感も非常にいい感じです。
今使ってるスマホケースに入ってくれたのは嬉しかったです。
特に気に入ってるのは触り心地と傷のつきづらい材質です。
指紋がついたり汚れることを気にしなくていいのは精神衛生上、楽です。
高価なものなので大事に扱いたいし、きれいにしておきたいと思ってますが、手間をかけなくても購入時の状態を保ってくれそうです。
携帯性
iPhoneと本格的なポタアンを組み合わせて持ち歩くのは初めてなので携帯性が心配でしたが、なんとかなりました。
前の記事でも紹介しましたが、iPhone6 PlusとiPhone5sを収納できるスマホケースを持っていたので、現在はそのケースに入れてます。
正直、見た目は良くないですし、ヘッドフォン側のケーブルが折れそうなのも心配です。
近々、ちゃんとしたケースを買いたいと思います。
今までは1本だったケーブルが2本になったので混雑してる電車内では注意が必要です。
大事なケーブルたちですし、引っかけても危ないのでケーブルホルダーかクリップを用意します。
携帯していて感じるのは熱。
LCH21と違ってVANTAM Redはかなり熱を発しますね。
アップサンプリング機能を全開で使ってるせいもあるのでしょう。
今は我慢出来る範囲ですが、これも対策が必要かなぁ。
機能
LCH21と違ってVANTAMにはいろんな機能がついてます。
音質が大きく変わるわけではありませんが、テイストがちょっと変わる機能があります。
ポタアン初心者ですが、一生懸命勉強したので各機能について説明します。(笑)
DSUS(サンプリング周波数)
アップサンプリング機能です。
前にも書いたようにVANTAMのアップサンプリング機能はとても気に入ってます。
スルー、96k、192kが選択できます。
もうひとつワードレングス切換えスイッチというものがあって16/24/32bitを選択することが出来ます。
こちらはbit数を上げることによってダイナミックレンジが広くなり、解放感のある伸びやかな高音質になるそうです。
現在は、最大で使ってますが、そのうち聞き比べもしてみようと思います。
Gain
ヘッドフォンの出力レベルに合わせてLOWとHIGHを選択することが出来ます。
私はHIGHで使ってますが、P7とIM04ならLOWでいいんでしょうね。
Gainも発熱と電力消費量に関わると思いますので普段はLOWにしようかなと思ってます。
DSEF (Digital Enhancement Filter)
こちらは先ほど触れたとおり、FASTとSLOWを選択することが出来ます。
名前の通りデジタルフィルターで、FASTにすると音の輪郭がはっきりとし、SLOWにすると応答性が良くなるそうです。
効果は私が感じる程度にはありますが、それほど大きなものではありません。
SMART PHONEモード
もっとも謎な機能です。
ONにするとAndroid端末やiDevice、WALKMANを接続することができるようです。
OFFにするとUSBから本体内蔵電池を充電するそうです。
私はずっとOFFにしてるんですが、USBからも充電できますし、iPhoneからも音を出せるんですよね・・・。
そのうちサポートに問い合わせてみようと思います。
トグル
入力切り替えをするトグルはiAMP、USB DAC、Syncを選択することが出来ます。
iAMPはiPhoneなどのiOSデバイスを接続する際に使います。
USB DACはMacはPCと接続するときに使います。
Syncは、MacまたはPC上のiTunesと同期ができるモードです。
iPod/iPhone/iPadを直接PCに接続しているのと同じ状態になります。
私はあまり使うことはないかな・・・。
このトグルにはもうひとつ機能があって、充電池の残容量を知らせてくれます。
通常は緑色に点灯しますが、電池残量が少なくなると赤色に点灯します。
ボリュームつまみの横にLEDがありますが、このLED入力されている信号に応じて色が変わるようになっています。
44.1kHz〜96kHz 赤
176.4kHz/192kHz 緑
352.8kHz/384kHz 青
DSD64 紫
DSD128 オレンジ
OPT IN入力 青緑(シアン)
OPT INエラー 消灯
普段は、iPhoneとVANTAM Redを接続してアップルロスレス音源を聴いてるのでここは赤く点灯するんですが、先日、MacにAudirvana PlusをインストールしてFLAC音源を聴いたところ、青色に変わりました。
バッテリー
LCH21はiPhoneから給電するタイプなのでバッテリーを気にしなくて良かったのが気に入ってました。電力消費量も少なかったです。
VANTAMはバッテリーを積んでるとは言え、電力消費が激しいのでバッテリー残量を気にしないといけません。
昨日は往復の通勤3時間、社内で2時間の合計5時間ほど使いましたが、一日持ちました。
さすがに帰宅時にはトグルが赤く点灯してましたが、5時間程度の使用なら問題ないようです。
GainやDSUSの設定を見直せばもう少し持つようになるのかもしれません。
そのうち、耐久テストでもやってみたいと思います。
以上がファーストインプレッションになります。
もう少しエージングが進んだら正式なレビューをアップしたいと思います。
VANTAMをどのように持ち歩いてるかは以下の記事を参考にしてくださいませ。
開封の儀はこちら。
VANTAM Redを選んだ経緯についてはこちらを参考にしてください。
他のポタアンとの聞き比べや感想なども書いてます。
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