まとめ
初めて聴いたUnique Melodyでしたが、印象はよかったです。
Miracleは私が所有しているPrivate 222の上をいく製品と感じました。
FitEarのMH334と良い勝負をするかなという印象です。
ただ、今回は「B&W P7のような音を出すカスタムIEM」を選ぶのが目的ですので候補から外します。
Maverickはハイブリッド型だけあって低域の量感と厚みがMiracleに比べると魅力を感じました。
これまで私があまり聴いたことのないキラキラと鳴る高音も魅力的です。
JH16PROはロックやメタルを聴くにはいいと思いますが、オーケストラには合わないと思いました。
全体的にこもって聞こえたのもマイナスです。
VE6ですが、一聴しただけで「ああ、これこれ」と再び思いました。
VE4とVE5を聴いたときの感覚と一緒ですね。
今回聴いた中ではMaverickがいい印象だったのですが、VE6と比べると音の滑らかさに大きな違いがあると思いました。
Maverickは中高域にキレがあって低域がまろやかなんですが、全体的な音のつながりはVE6のほうが自然と感じました。
また、中高域に比べて低域の質が劇的に変わります。低域にもう少しキレがあると良いのですが、VE6に比べると違和感がありました。
ハイブリッド型は調整が相当難しいのかなと思います。
それともっともイメージの良かったVE6の良い点は音場です。
とにかく奥行きが広いですね。
VE4とVE5を聴いたときにも感じたことですが、各楽器の位置がうまく表現できてますし、余韻の残し方もうまいです。
音の立ち上がりについてはMiracleもMaverickも優秀なんですが、余韻については違いを感じました。
音域ですが、縦のレンジはどの製品も広かったです。JH16PROは高域が上まででてないかなと感じましたが、Miracle、Maverick、VE6は高い性能を発揮してくれました。
低音についても量の違いはありますが4製品とも優秀です。
特にJH16PROの低音はすごいものがありました。(笑)
最後にVE6のスイッチコントロールについては言及しておくと、低域を強調したX1が私の好みに近いです。
X2でも十分な低域を楽しむことができると思いますが、X1くらいが私には合いますね。
今回は以上です。
結論としてVE6が残ります。
今回は聞き比べに近い状態で聴いたので私の好みについては白黒がはっきりしました。
12月20日のタイムリミットまであまり時間はありませんが、時間が取れるかぎり気になるカスタムIEMを聴いて後悔のない判断をしたいと思います。
前回のMH334、MH335DW、VE3試聴結果は以下の記事を参考にしてください。
VE5とVE4の試聴結果は以下の記事の通りです。
JH Audio Angieの試聴結果は以下の記事です。
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