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2016年 第58回グラミー賞鑑賞記

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音楽
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受賞の部

主要四部門の受賞についても簡単に感想を書いておきます。

最優秀新人賞

今年はかなり豊作だと思いましたが、意外なことにメーガン・トレーナーが獲りましたね。
個人的には一番よく知っていてよく聴いているアーティストなので嬉しかったです。

受賞のスピーチも涙を見せていたのが印象的でした。
彼女自身もとれるとは思っていなかったんでしょうね。

私はコートニー・バーネットかジェイムズ・ベイが獲るのかなと予想していました。
コートニーは今回パフォーマンスをする機会がありませんでしたが、ちょっと聴いてみたいと思っています。

最優秀レコード

マーク・ロンソンとブルーノ・マーズのUptown Funkが受賞しました。
この賞も誰が獲るか予想しづらかったんですが、いいところに落ち着いたと思います。
年間を通してよく聴いた曲ですし、売り上げも好調でした。

残念だったのはパフォーマンスがなかったことでしょうかね。
まあ、誰が獲るかわかりませんでしたし、ブルーノ・マーズはスーパーボウルでもパフォーマンスをしていたので仕方がなかったのかもしれません。

最優秀アルバム

テイラー・スウィフトが「1989」で受賞しました。
この賞も誰が獲るのかまったくわかりませんでしたが、納得の受賞です。
彼女のこのアルバムからの曲はよく耳にしましたし、私自身も”Blank Space”で初めて彼女の曲を買いました。
次のアルバムも楽しみです。

最優秀楽曲

最優秀楽曲はエド・シーランでした。
これまで何度もノミネートされている彼ですが、ようやく受賞となりました。
今回獲れなかったら「二度と出ない」と冗談で言っていたそうですね。(笑)
いやいや、アカデミーのレオ様に比べたらまだまだマシですからと思ったのは私だけでしょうか。(笑)

まとめ

今年は2013年の第55回グラミー賞並に楽しめました。
音響のセッティングについてはいくつかの曲で不満が残ったものの、パフォーマンスは全体的にどのアーティストも安定していて良かったと思います。

Wikipediaに早くも詳細が出ていますので参考にしてくださいませ。

第58回グラミー賞 - Wikipedia

数あるパフォーマンスの中でもよかったのはアデル、Chris Stapleton, Gary Clark Jr. & Bonnie RaittによるB.B.キングのトリビュート、Ellie GouldingとAndra Dayの共演でした。
個人的にはB.B.キングの音楽を楽しめるようになった自分にも驚きました。
B.B.キングと聞いて私が真っ先に思い浮かべるのはGary Mooreです。
Gary MooreもB.B.キングといったブルーズギタリストから多大な影響を受けたハードロックギタリストのひとりです。
その彼が1990年にそれまで人気を博していたハードロックを捨てて「Still Got the Blues」というアルバムを出したのですが、当時の私はこのアルバムをまったく楽しめませんでした。
次作の「After Hours」も買いましたが、やはりダメでした。(ちなみにこの作品にはB.B.キング本人もゲスト参加しています)
私の音楽遍歴を読んでいただければわかるとおり、商業的なポップとロックを起点として、Queenにはまり、1984年以降は10年以上もメタル系の音楽ばかりを聴いていたのでブルーズが理解をしろと言っても難しいものはあると思います。
それでもGary Mooreは好きだったので、そろそろ少しは好きに慣れるんじゃないかと思い、この二枚のアルバムは何度か挑戦しているのですが、全部失敗しました。(笑)
音楽的な嗜好というのはなかなか変わらないんだなと痛感したものですが、ここ数年はジャズも聴くようになったおかげか、徐々に嗜好が変わったというよりも広がった気がします。
今年は「Still Got the Blues」と「After Hours」に再挑戦してみようと思います。

話を戻しましょう。

今年のグラミー賞は追悼コーナーが多かったのも印象的でした。
1960年代から1970年代にかけて活躍したアーティストが多いですから、今後はもっと増えるでしょう。悲しいことですが、受け入れないといけない現実ですね。
しかし、非常に羨ましく感じるのはグラミー賞のような舞台で世代や業界、ジャンルを超えてアーティストたちが集まり故人の楽曲を演奏できることです。
音楽やエンターテインメントがしっかりと社会に根ざした文化だからこそできることなのかなと思います。

最後にグラミー賞は毎年WOWOWで見ています。
今年はオンタイムで放映された同時通訳版に比べると後から放映された字幕版のほうが音のバランスが修正されて聴きやすくなってると感じました。
同時通訳版ではアデルのパフォーマンスで音が何秒か出なくなるんですが、字幕版ではちゃんと音が出てましたね。
毎年毎年グッジョブです。ありがとうございます。

以上で2016年 第58回グラミー賞の感想は終わりとします。
来年はアデル祭になることが予想されますが、アデルを脅かすくらいのアーティストも出てきて欲しいですね。

2015年のグラミー賞の感想については以下の記事を参考にしてください。

2015年グラミー賞鑑賞記 AC/DCは通常営業でしたの巻
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