イヤフォン選びも中盤にさしかかってきました。 今日は本命のW40とUM Pro50、FX850を試聴してきました。 ちょっと体調が悪かったのと気圧のせいなのか高音がすべてこもり気味に聞こえました。 聴覚って結構体調とか環境に敏感なのでその前提で読んでいただけたらと思います。 環境はいつもと同じようにiPhone6 Plus→LCH21→各イヤフォンです。 今回の曲はレミゼラブルの25周年記念コンサートから”At The End Of The Day” です。 フルオーケストラと数百人によるコーラスはまさに圧巻の一言です。 音圧はそれほどでもありませんが、音の密度が非常に濃く、細かい音もたくさん入ってます。 この迫力と細かな楽器の音をちゃんと鳴らせるかがポイントとなります。
ここまでの道のり
これまでの試聴結果はこちらを参考にしてください。
今日はわけあってFX850から聞き始めました。
FX850
いきなりですいませんが高音がややこもって聞こえました。
温かみのある低音は相変わらずいいですね。中低音の迫力、音圧もいいです。
問題は高音と解像度ですね。 比較対象がよくありませんが、P7に比べると高音が表現できてないのと各楽器の音が聞き取りづらいです。
今回入念にチェックした装着感はいまひとつという結論です。
やはりWestoneやShureと比べてしまうと劣りますね。
そのせいか遮音性もいまひとつ。
W40
バランスが良いです。全域ともに良し。
高音がやや少なく聞こえました。W4Rはもう少し出てた気がしますね。
中低音は迫力、音圧ともに良いです。解像度と音場のバランスもいいですね。
細かい音も良く聞こえますが、奥行きもあります。
前に出て来るべき音と引っ込むべき音がちゃんと分かれてるんですよね。この辺が魅力です。
低音はFX850に比べると低いとこまでよく出てます。
温かみという点ではFX850のほうが上ですが、キレはW40ですね。
この辺はもう好みの世界だと思います。 装着感と遮音性はさすがです。
ただ、ケーブルがW4Rのようにツイストケーブルじゃないんですね。 あれが好きなんですが・・・
UM Pro50
SNSでいつもアドバイスをくださる方からリクエストがあったので聞いてみました。 Westoneが好きなのでUM Proシリーズは30と50を聴いたことがあるのですが、真面目に比較するのは今回が初めてです。
まず、W40より解像度が高く聞こえました。 中低音の迫力と音圧はまったく問題がないばかりか、W40より出てますね。
解像度が高いこともあってW40より細かい部分がよく聞き取れます。
低音の響き方は独特というか、これが本当の音なのかなという感じさえしました。特にチェロが気持ちいい。温かみと深さがある中低音です。
バランス的にはやや中低音が強く、高音が弱い。ここがWシリーズとUM Proシリーズの最大の違いでしょうかね。私がWシリーズを選んでる理由です。
どのようなジャンルでもノリ良く聴くことのできるイヤフォンですね。
装着感と遮音性はともに問題なしです。素晴らしい。
装着感についてはW40よりも上かなと思います。 ケーブルもこちらはツイストケーブルなんですね。
今日の結論
冒頭に書いたように今日は耳の調子が良くなかったので高音がちゃんと聞こえませんでした。 よって、UM Pro50は再度聴きます。
ただ、バランスがフラットではなく中低音が強いと感じたので、UM Pro30も聴こうかなと思います。
UM Pro50は予算的にもオーバーしてますしね。
FX850は残念ながら落選とします。
音質は良いのですが、装着感と遮音性がはっきりと劣ってるのがわかりました。
私は99%外でイヤフォンを使うのでこれでは音楽に集中できないと判断します。
次回は今回と同じ曲を使ってIM04、A83も聴きます。
W4Rを購入したときにSE425と比べたんですが、SE425ももう一度聴いてみようと思います。
Westone製品と同じくShureも装着感と遮音性は問題ないですからね。
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