Barcelona / Freddie Mercury + Montserrat Caballe
最近、試聴リストに加えました。
Queenのフレディーとスペインの歌姫モンセラート・カバリエさんが共作をした作品です。
二人の歌声の美しさもさることながら、バックのオーケストラも聞きどころのひとつです。
録音状態がレ・ミゼラブルよりもいいかなと思ってリストに加えました。
この曲はいくつかバージョンがあるんですが、今回は2012年に発表されたバージョンで聞いています。
1992年に発売されたオリジナル版は少し音がこもるように聞こえるので、普段から私はこちらを聞いてます。
2012年版には「New Orchestrated Version」もあるんですが、こちらは結構大胆にオーケストラのアレンジを変えています。
私は違和感があるので「New Orchestrated Version」はあまり聴いてません。
それとここから環境をiPhoneからAudirvanaにスイッチします。
SAEC SHC-B200FF
ヘッドフォンのB&W P7には及ばないものの音場の広さと奥行きが非常に心地いいですね。
この曲がこれほどいい音で聴けるとは至福の時です。(昔はこんなにいい試聴環境じゃなかったので)
中域を中心としてフレディーのボーカル、高域のカバリエさんのボーカル、オーケストラの広大且つ重厚な雰囲気が良く出ています。
ああ、あまりにも良すぎて五回ほど聞いてしまいました。
FitEar cable 003
この曲も結構差が出ます。
音場(前後左右)の広さ、全体的な音のまとまりと締まりが違います。
またオーケストラのパン!と音が大きくなる場面などの表現力に違いを感じます。
SHC-B200のほうが迫力がよく出ます。
解像度についてはそれほど大きな違いは感じません。
No More Tears / Ozzy Osbourne
最後にこの曲を聴いてみます。
FitEar cable 003
最初に聞いたMegadethと同じような結果になりました。
解像度が高く全体的にキレのある音を聴かせてくれますが、音場が狭いです。
この音場の狭さはP7とIM04の聞き比べの時にも指摘をしたとおりです。
それとひとつひとつの音の粒がSHC-B200よりも粗いです。
SAEC SHC-B200FF
なるほど。やはりこの曲でも違いがよくわかりますね。
音場(前後左右)の広さ、全体的な音のまとまりと締まり。それとひとつひとつの音の粒が滑らかです。
結果的に各楽器の分離もよく、聞き取りやすくなります。
低いところでベースがぶんぶんうなってるのにシンバルの高い音もきれいに出してくれますね。
まとめ
ここまで書いてきたとおり、差は歴然でした。
SAEC SHC-B200のファーストインプレッションでは以下のように書きました。
どこにどのようにお金をかけて価値を感じるかは人それぞれだと思っていますのであくまでも私の感想でいうとケーブルにお金をかけるよりもカスタムIEM本体にお金をかけたほうがコスパはいいかなと感じました。
結論をいうと二万をかける価値はあると思います。
よって前言は撤回します。
SAEC SHC-B200のファーストインプレッションの記事は以下です。
普段、聞いてる時から2種類のケーブルを使って音が違うなとは思っていたんですが、こうしてちゃんと聞き比べるとその差にちょっと驚きました。
ただ、この差がケーブルによるものなのかバランス接続によるものなのかがわからないですね。
一度、同じケーブルを使って聞き比べてみたいものですが、残念ながら現状ではそういう環境がないのです。
もう少しバランス接続やいろんなケーブルを試してみたいと感じます。
(こうやって買い物が増えていく・・・)
手っ取り早く試すにはFitEarの純正バランスケーブルFitEar cable 006Bを買うのが良さそうですが、カスタムIEMはもうひとつ欲しいなと思ってるので、その時に何種類かケーブルを買ってみたいと思います。
今回の記事はここまでです。
以下の記事も参考になれば幸いです。
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