MacBook Pro Early 2015の使用感
ここではMacBook Pro Late 2012に比べてMacBook Pro Early 2015の使用感を書いていきます。
Late 2012とEarly 2015のスペック比較表を参考までに貼っておきます。
Early 2015 | Late 2012 | |
---|---|---|
CPU | 2.7GHz デュアルコアIntel Core i5 3MB共有L3キャッシュ | 2.5GHz デュアルコアIntel Core i5 3MB共有三次キャッシュ |
メモリ | 16GB 1,866MHz LPDDR3オンボードメモリ | 8GB 1,600MHz DDR3Lオンボードメモリ |
グラフィック | Intel Iris Graphics 6100 | Intel HD Graphics 4000 |
ストレージ | SSD 128GB | SSD 128GB |
ディスプレイ | 13.3インチRetinaディスプレイ 2,560 x 1,600ピクセル | 13.3インチRetinaディスプレイ 2,560 x 1,600ピクセル |
外部ディスプレイ | 最大2台の外部ディスプレイで最大3,840 x 2,160ピクセル表示 | 最大2台の外部ディスプレイで最大2,560 x 1,600ピクセル表示 |
サイズ | 高さ1.8cm 幅31.4cm 奥行き21.9cm | 高さ1.9cm 幅31.4cm 奥行き21.9cm |
重量 | 1.58kg | 1.62kg |
本体カラー | シルバー | シルバー |
バッテリー | 74.9Whリチウムポリマーバッテリー内蔵 最大10時間のワイヤレスインターネット閲覧 最大30日のスタンバイ時間 | 74Whリチウムポリマーバッテリー内蔵 最大7時間のワイヤレスインターネット閲覧 最大30日のスタンバイ時間 |
インタフェース | MagSafe 2電源ポート Thunderbolt 2ポートx 2 USB 3ポートx 2 HDMIポート×1 ヘッドフォンポート SDXCカードスロット | MagSafe 2電源ポート Thunderboltポートx 2 USB 3ポートx 2 HDMIポート x 1 ヘッドフォンポート SDXCカードスロット |
トラックパッド | 感圧タッチトラックパッド | マルチタッチトラックパッド |
体感速度
Early 2015はメモリを16GBにしたので、Audirvanaで音楽を再生しながらブログを書いたり、画像を編集するときには快適になりました。
ただし、こういった重たい作業をする以外では、体感速度が上がったと実感することはほとんどありません。
Webブラウズ、メール、iTunes、写真の閲覧をする程度なら8GBでも問題ないと思います。
現在のパソコンはMacに限らず、CPUとマザーボード周りのスペックが上がったからと言って、昔のように大きく体感速度が大きく上がることはないですね。
ファンの音がうるさくない
もっとも快適になったのはファンです。
CPUとマザーボード周り(Ivy BridgeからBroadwell)が変わったことによって冷却効率が上がったのでしょう。
Late 2012の頃はファンがぶんぶん回ってうるさいことが多かったのですが、Early 2015に変えてからはファンがほとんど回りません。
ファンが激しく回ると、どこか故障するんじゃないかと不安になるので、精神衛生上もとてもありがたいです。(笑)
トラックパッド
トラックパッドがマルチタッチトラックパッドから感圧マルチトラックパッドに変わりました。
この変更は個人的には微妙です。
まず、ドラッグアンドドロップがしづらいです。
それと、トラックパッドを押し込んだときの質感がLate 2012のほうが良かったです。
Macに限らず、iPhoneでもAppleがイチオシの感圧式タッチパッドですが、個人的にはあまり活用していません。
元に戻して欲しいというのが正直なところです。
4Kモニターをフル活用
Late 2012では外部モニター接続は最大2,560 x 1,600ピクセルまでしか表示できませんでしたが、Early 2015では最大3,840 x 2,160ピクセルまで表示することが出来ます。
前に購入をしたDELLの4kモニターをフルに活用出来るので個人的に楽しみにしていました。
購入してすぐに4kモニターと接続して、4k表示を試してみましたが、字が小さすぎて私の目には合いませんでした。表示はきれいで問題がなかっただけに残念です。
現在は2,560 x 1,600に設定しています。
参考までにiTunesを最大表示にして4kモニターで表示しました。
どちらも相当の情報量を表示することが出来ますので大満足なんですが、4kはさすがに情報量が多いです。圧巻です。
iTunesだけであれば4k表示にしても使用できるんですが、Webブラウザだと文字が小さくて読むのに苦労することがあります。
普段、私はMacBook Proの画面にiTunesを表示して、4kモニターにはWebブラウザを表示しているので、前述の通り、4kモニターは2,560 x 1,600に設定しています。
なお、私の4kモニターは24インチです。
27インチ以上の4kモニターであれば問題ないでしょうね。
まとめ
不満点は感圧マルチトラックパッドくらいです。
大きな驚きも、劇的な速度向上はありませんが、メモリが8GBのLate 2012から乗り換えて良かったと思います。
Late 2012を16GBにしていればもっと長く使うことができたと思いますが、Late 2012は私にとって初めてのMacでしたし、Audirvanaで音楽を聴くことになるとは想定していなかったので、仕方ないです。
最終的に今年出るであろうMacBook Proを待ったほうが良かったのかという点について結論は出ませんが、これまで書いてきたようにこれ以上待てなかったので仕方がないです。(笑)
最後に。
MacBook Proに限らず、今後Macを買う方にはメモリを16GBにしておくのと内蔵ストレージをSSDにすることをお薦めします。
ITの現場にいても感じますが、特にSSDの効果は大きいです。HDDに比べて速度が速いですし、OSのアップデートによって体感速度が大きく落ちることもないです。
昔のようにパソコンを自作するならOSはSSDに入れて、データはHDDにしますね。
SSDは速度が速いですが、容量を大きくすると価格が上がるので、TBクラスの記憶装置を買うならハードディスクのほうがいいでしょう。
いまなら256〜512GBのSSDをOSに使って、1TBから3TBのHDDをデータ保管庫に使うのが良いと思います。
メモリについては16GB推奨と書きましたが、Webブラウズ、メール、iTunes、写真の閲覧くらいしかしないなら8GBでも問題はないと思います。
それよりもSSDモデルを選ぶことのほうが重要だと思います。
今回は以上です。
MacBook Proの初期セットアップについて以下の記事を参考にしてください。
今回のMac選びを始めた経緯については以下の記事を参考にしてください。
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