2015年イヤフォン選びその6 W40、IM04、A83聞き比べ

イヤフォン選びもそろそろ終盤です。
Westone製品を選ぶとなると3月20日までには買わないといけませんし、eイヤホンさんのUM56（カスタムイヤーチップ）キャンペーンは2/28までです。

ポタ研で撮ってきたUM56

相当焦ってきてるんですが、なかなか決めきれません・・・。
今回はそんな苦悩を徒然なるままに書いていきます。

W40

W40は前回の試聴でIM04とA83よりも悪い印象でした。
今回のイヤフォン選びはWestone 4Rの後継機選びだったので、正直に言うとW40で決まりだろうなと思っていたのですが、前回でかなり状勢が変わってきました。
結論としては今回も「W40即買い！」と思うには至りませんでした。
これまで試聴をしてきてW40はどんなジャンルでも安定した音を聞かせてくれたものの、レ・ミゼラブルのオーケストラを聴いたあたりから高音不足が目立ち始めました。
気になったのでいろんな曲で再度聴いてみたのですが、やっぱりIM04とA83に比べると高音が出てません。
全体的に重心が低いのはいいのですが、高音が少ないというのは否めないですね。
解像度は高いのですが、全体的なバランスでいうとフラットではなく中低音が強いという印象です。
ただし、装着感、遮音性、音漏れに関しては最初の試聴と変わらず、もっとも優秀です。

IM04

IM04も何回か試聴をしてきましたが、非常に安定しています。
どんなジャンルを聴いても気持ち良く再生をしてくれます。
前にも評したとおり、IM04は解像度の点ではW40に劣ります。
ただし、音場が広く音楽を気持ち良く聴かせることについては非常に優れたモデルです。
高音についてはW40よりも量が多く、A83よりは少ないという印象です。
個人的にいまひとつと思ってるのはケーブルです。
リケーブルを頻繁にするほうではないので互換性がないのは良いとしてもWestone W40、FIDUE A83に比べるとタッチノイズと強度の面で少し不安を感じます。
それほど大きな問題ではありませんが、この価格ならばもう少し工夫があってもいいかなと思います。

A83

前回の試聴と同様に印象はとても良かったです。
IM04と同様にどんなジャンルでも気持ち良く聴くことができます。
この3モデルの中ではもっとも高音の量が多いです。
音場も広く解像度もそこそこです。
中域についてはやや引っ込んでます。低音は下までよく出ますね。
細かな点ですが、W40とIM04に比べると高音から中域、低音のつながりが少し不自然に感じる部分がありました。
本当にわずかな部分なのですが、少し違和感を今回の試聴で初めて感じました。
全体的なバランスで言うと以前から書いてるように高音はA83が一番気持ちがいいです。

結論

今回についてはW40は落選とします。
今の私の耳には重心が低すぎて、W4Rがかつて感じさせてくれた感動は伝わってきませんでした。
IM04とA83については、いまだ答えが出せずにいます。
もう一度試聴が必要かなと思ってますが、これ以上試聴を続けても答えは出ない気がするのでそろそろ無理矢理にでも結論を出そうと思ってます。

結局、P7を使うようになってから耳が一段と肥えてしまったんだと思います。
特に高音に関してどのイヤフォンを聴いても物足りなく感じるようになっています。
私はヘッドフォンがメインでイヤフォンは夏場の代打的な位置づけにあるので、どこかで妥協をしないといけないのかなと感じ始めました。
お金を出せばP7を超えるイヤフォンもあるんでしょうけど、今回はそこまでするつもりもありません。
よって、P7を選んだときのような満足感はありませんが、ここらで結論を出したいと思います。

長くなって申し訳ないのですが次回で決めたいと思います。

今日も他に試聴してきました。
以下の記事に書きます。