ポータブルヘッドフォンアンプ選びその3です。
前回でDA-10とE17Kを見送ることにしました。
あとはiBassoのD Zero MK2、OPPO HA-2の試聴待ちという手持ちぶさたな状態なので、今日はSounDroid VANTAM Redを聴いてきました。
では早速試聴した結果を書いていきます。
試聴環境はいつもの通り、iPhone6 PlusとB&W P7です。
SounDroid VANTAM Red
SounDroidはTyphoonから気になってるシリーズです。
昨年、Typhoonの後継機種VANTAMが発売され、小型化、多機能化をしております。
三月下旬にVANTAMのRedが出るとのことで試聴をしてきました。
音質
まずは音質です。
あまり味付けをしないタイプに聞こえました。
クリアかつ音場も広く、音圧と迫力もあります。
特に驚いたのは解像度です。高いですね。今までとは違う次元だなと思いました。
高音はとてもきれいです。粒が細かいのにまったく耳障りじゃないですね。
レミゼも非常に聞きやすい。
迫力があって音圧も十分。
低音は低いとこよくでてます。
コーラスは迫力もありますが、よく伸びます。余韻もちゃんと残りますね。
各楽器はよく分離されてます。
これは初めて聴く感じかもしれません。
Dream TheaterのTake Away My Painでは音場の広さを感じました。
縦にも前後左右にも広い。
特に冒頭のドラムが包み込むように鳴らしてくれて気持ちいいです。
ベースの音もいいですね。演奏者の細かい指使いがよく表現されてる。
今日はP7で聞きましたが、K545やK551のほうが効果がありそう。
ONKYO DAC-HA200と比較
比べて聴くとHA200は解像度が劣るのと、音場も前後が狭くなる。
特に中低音が解像度、音場ともに劣る感じです。
低音の解像度は結構違うように聞こえました。
私はベースの音が好きなのでこの差はかなり大きい。
音の密度が上がると差が余計にわかりやすいっすな。
ただ、価格差を考えるとHA200はよく頑張ってると思います。
デザインや質感など
サイズ、質感、色を含めたデザインはどれも素晴らしいです。
特にこの赤色は鮮やかですが、下品ではなくて良いなと思いました。
質感と触り心地がいい上に傷がつきにくい材質のようですね。
操作性もわかりやすかったです。一発でiPhoneと接続が出来ました。
ただ、たくさんあるスイッチ類の意味は説明書を読むまでわかりませんでした。
スペックと機能も申し分ないですし、HA200との差は明らかでした。
これはちょっと迷いますね。(笑)
VANTAMは予算オーバーのために今回は見送ったんですが、音を聴いて実物を見てしまうとこれでもいいかなという気がしてきました。
HA200を買っても三ヶ月後にはVANTAMが欲しくなってるような気がしますね。
VANTAMはPCMだと384KHz 32bit、DSDは5.6MHzまで対応します。
バランス出力もできるのでスペックと機能を考えると長く使えるんじゃないかと思います。
結果的には一気にVANTAMまでジャンプアップしたほうが安くついたということになりそうな気がしてます。
OPPOのHA-2発売までもう少し時間があるので悩みます。
最後の試聴結果をアップしました。
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