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USB DAC Resonessence Labs HERUS+ ファーストインプレッション

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HERUS+
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バッテリー

iPhoneのバッテリをどの程度消費するかを計ってみました。
環境はiPhone 6s Plus-HERUS+-DT 1770 PROFitear Private 222です。
標準のミュージックアプリを使って主にAppleロスレスの音源を再生しています。

計測は通勤中に行いました。
私の通勤にはドアツードアでだいたい60分ほどかかります。
VANTAM Redを使っていたときはiPhone 6s Plusのバッテリーが100%から87%くらいになっていました。(通勤中はほとんどiPhoneをいじってます)
それでは計測結果を見ていきましょう。

3/16朝 100→73(27%消費)
3/16夕 100→81(19%消費)
3/17朝 100→81(19%消費)
3/17夕 100→82(18%消費)
3/18朝  99→76(23%消費)
3/22朝  85→68(17%消費)
3/24朝  97→81(16%消費)
3/24夕 100→86(14%消費)
3/23朝  80→58(22%消費)

こんな感じになりました。
日によって差はありますが、平均すると19%ほど消費しています。
今まで60分で13%消費していたということは、100%使い切るのに約7時間40分かかる計算です。
HERUS+を使用して60分で19%消費したということは、100%使い切るのに約5時間30分かかる計算です。
よって、HERUS+を使うと1.4倍ほど多くiPhoneのバッテリーを消費することになります。
個人的にはこれくらいは許容範囲かなと思っています。
また、HERUS+には低消費電力モードがあるので、来週からは試してみたいと思います。

機能

デジタルフィルターと低電力モードがついてるだけで特別な機能はありません。
今のところデジタルフィルターは使用していません。
そのうち聞き比べをするかもしれませんが、少し聴いたところ大きな違いは感じないです。

低電力モードも使っていませんが、前述の通り、そろそろ効果のほどを検証してみようと思っています。

発熱

発熱はほとんどありません。
ただし、シリコンバンドでiPhoneと密着させると、ほんのりと熱を持つのがわかります。
現在使っているポータブルアンプのVANTAM Redが結構発熱をしますが、VANTAM Redと比べるとかなり快適になりました。

音量

試聴の時にはDT 1770 PROとの組み合わせで100%まで上げることが出来たんですが、現在は75%から90%で聴いています。
特に電車の中だと75%程度でも充分です。逆に音漏れが心配になってこれ以上は上げられません。
街中を歩いてるときは90%にすることもありますが、90%でも結構大きく感じるので、試聴時にパワー不足と感じた不安はなくなりました。

個人的にこれは大きな誤算です。
パワーのあるDACもしくはポタアンも必要かなと思っていましたが、HERUS+ひとつでも充分に運用できそうです。
ちなみにFitear Private 222だと40%から50%の音量で充分です。

なお、HERUS+本体で音量を調節することはできません。
iPhone側で音量を調節します。
初代HERUSには電源投入時に音量が最大になるというデメリットがあったようですが、HERUS+ではこういった問題は起きません。
まず、iPhoneとHERUS+を接続すると5秒くらいでiPhoneがHERUS+を認識し、再生可能な状態になります。(HERUS+のLEDが青く点灯する)
この状態になったらiPhone側で音量を調節してから再生しています。
DT 1770 PROの場合は、あまり気にしていませんが、Fitear Private 222と組み合わせる場合は、必ず音量を調節してから再生をしています。

ノイズ

iPhoneとDACを接続しているといわゆる「プチノイズ」が発生することがあります。
私がこれまで使用してきたAL-LCH21VANTAM Redでは1日に10回くらい発生していたのですが、HERUS+に変えてからこのプチノイズがほとんどなくなりました。

HERUS+の影響なのか、接続方法の違い(iPhoneとDACをLightningケーブルで接続とiPhoneとDACの間にLightningカメラアダプタを接続)によるものなのかわかりませんが、なかなか快適です。

AL-LCH21とVANTAM Redの時はLightningケーブルが断線してノイズが発生していた可能性が高いので、HERUS+になってからLightningカメラアダプタを大事に扱ってるからかもしれませんね。
Lightningカメラアダプタもそのうち傷んでくると思いますので、今後ノイズが発生するようになるのか注目です。

まとめ

ここまで書いてきたように総じて満足していますが、携帯性は期待していたほど良くありません。
今の時期はコートや上着にポケットがあるので問題ありませんが、夏場は工夫をしないといけませんね。

音質についてはおおむね試聴時と変わらないという印象です。
これまで使っていたVANTAM Redと比べると低音が豊かになってよりクリアな音になりました。
繊細さで言うとVANTAM Redのほうが得意かもしれませんが、HERUS+は厚みと迫力を出すのがうまいように感じています。かといって繊細な表現もそつなくこなします。
少し気になったのは高音の不自然さです。
VANTAM Redに比べると高域を強調するところがあるようです。

このようにHERUS+の音質についてはまだ実力を計りかねています。
iPhone直よりも確実に良くなっていますが、VANTAM Redとの比較についてはまだなんとも言えないですね。
VANTAM Redとの本格的な聞き比べは後日改めて行う予定ですので、その時にはっきりすると思います。

心配していた音量も問題なくとれていますので、おおむね満足していますが、高域の不自然さだけが気になっています。
携帯性についても期待通りではありませんでしたが、音質の問題よりは小さいですね。

 

今回は以上です。

以下の記事もあわせて参考にしてください。

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